芳村思風先生の一語一絵のブログ-29

ゆらいでいるけど、ぶれない。
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生きることは変化し続けること
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命あるものは、変化しています。
命あるものは、感性の働きにより、
調和を模索し調和を求め続け、合理的なあり方を模索し、合理的なものを求め続け、統一を模索し統一を求め続けている。

命あるものは、静止していません。固定されてはいません。
人間は不完全です。
完全をめざしても、永遠に完全なものになることはありません。
完璧・完全になる必要はありません。
不完全であることを自覚し、より完全に、より完成に近づく努力をし続けなければならないのです。

命を生み出した宇宙もまたエネルギーのバランスを模索し続けながら動き続けています。

宇宙には、定まった原理はありません。
宇宙は、法則に従って動いているのではなく、法則を作り出しながら生きています。
宇宙そのものも、ゆらいでいます。
物質の究極の姿は、ゆらぎなのです。

一気に大きな変化を作り出す必要はありません。
小さなことから変化させる。
小さな変化の積み重ねが、気がついたとき大きな差となっている。
「ほんのちょっと」でいいのです。
変化しないということは、成長しないということです。

組織や人材が固定化してきたとき、衰退が始まるのです。
会社における理念も固定化させる必要はありません。
会社の規模、事業内容、時代の流れに合わせて、変化させなければいけません。

組織もいったん出来上がってしまうと、組織を存続させることが優先になってきます。
組織を守るためにと、不正や改ざんなども、出てくるのです。
企業は、お客さまがいなくなれば、存続できません。
わかっていても、組織や指導者を守るために顧客ではなく、経営者や上司の方に関心が向いてしまいます。
経営者は、社員のために仕事をする。
経営者は、お客さまのために仕事をするのではありません。
社員が、お客様のために仕事をするのです。

顧客の要求は、変化し続けています。
その要求に応えられないと、会社は存続しません。
顧客の要求に応えるためには、会社という組織もこれに合わせて、変化し続けなければなりません。
顧客の要求の変化をキャッチできる社員を育てること。
社員は、顧客満足をめざすのではなく、顧客感動をめざすこと。
顧客の期待している以上のことをしたとき、感動が生まれます。
経営者は、変化に対応できる組織作りが仕事であり、変化を作り出すことが仕事です。

経営者は、社員と一緒の仕事をしてはいけません。
「利益の出る仕組みを作り続けること」。
そして、「よりよい方向性への変化をつくり続けること」です。

感性論哲学の真髄「ゆらいで候」


やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・



●芳村思風先生の勉強会
・3月28日(木)岡山思風塾
※岡山思風塾は、企業の協賛により無料でご参加いただけます

・4月6日(土)東京思風塾
13:00~19:00(予定)五反田
参加費:15,000円

・4月7日(日)仙台思風塾
【第1部】10:00~12:00   
【第2部】13:00~15:00
場所:PARM-CITY131 ANNEX 多目的ホール
参加費:前売チケット 一般3,000円 学生2,000円
    当日チケット 4,000円
・4月10日(水)那須思風塾
那須高原ビールパーティルーム

・4月13~14 後継者育成講座(名古屋)
・4月17日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
※名古屋思風塾は、企業の協賛により無料でご参加いただけます



※お問合せは・・・
思風庵哲学研究所