芳村思風先生の一語一絵のブログ-26

今月は、「風のことば集」の言葉です。
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完璧をめざすな
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完璧な人間はいない、だから成長できる。
生きているということは、変化していること。
人間は、不完全だから、完成や完璧でなくてもいい。

神さま、仏さまは完璧。
完璧になると、人間ではない、神さまや仏さまになる。
人間ではなくなる。人でなくなる。「人でなし」になる。

完璧にならなくてもいいけど、変化し続けること、

成長し続けることが大切なのです。
変化し続けるためには、感性で問い続けること。

感性は問う力。理性は答えを出す力。
感性で問い、理性を使って答えを探す。
答えを持つことは大切。
もっと大切なのは、「これでいいのか」と問い続けること。

出てきた答えに縛られないこと。
常識に縛られないこと。理性に縛られないこと。

縛られると、違う考え方の人と対立する。違う考え方の人を説得しようとする。
どんな考え方・意見も否定はしない。相手の考え方・意見のいいところ、
自分の考え方にないところを取り入れて、自分の考え方・意見を成長させる。
完璧なものは何もない。
真理も、ひとつではない。答も理念も固定させる必要はない。

時代の流れ、自分や会社の成長に合わせて変えていかなければならない。
百科事典も30年たてば3割は書き換えられる。
5割は修正される。どんどんそのスピードは早くなってきている。

感性が良くて、理性が悪いのではない。
感性と理性のバランスではない。
感性と理性の協力関係を作ることが大切なのです。

感性で問い続け、理性を使って答を出す。
出てきた答に感性で、「これでいいのか」と問い続けること。
生きるということは、成長し続けること。

自分自身が成長するためには、どうしたらいいか。
この会社をより良くするためには、どうしたらいいか。
この社会をより良くするためには、どうしたらいいか。
未来を予測するのではなく、未来を作り出すという気持ちで、問い続ける。


やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・

「完璧を目指すのが人間であり、頂点に立ちたいと思うのが人間です。
目指すのはいいことです。しかし、完璧なることはありません。
頂点に立っても、そこに立ち続けることはできません。
より良いこと、より完璧をめざして、一歩一歩成長することは、人間しかできないことです。
完璧にはなれないのだと自覚することで、不完全な自分も他人も許せる。
『完璧でなければならない』と思うことで、自分も他人も許せないのかもしれません。
頂点も目標のひとつです。人それぞれの目標があっていい。
ナンバー1をめざすか、オンリー1をめざすか。両方をめざすか・・・
世界初をめざすか。」




●芳村思風先生の勉強会
※2月23日(土)~24日(日)第4期 後継者育成講座
第1回目は、名古屋です

・2月12日(火)大阪思風塾
18:.30~20:30 株式会社丸善様会議室
参加費:5,000円

・2月17日(日) 土橋重隆先生出版記念パーティ
芳村思風先生の講演もあります    
大阪・ホテル阪急インターナショナル
参加費:10,000円

・2月20日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
※名古屋思風塾は、企業の協賛により無料でご参加いただけます

※お問合せは・・・

思風庵哲学研究所