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人間を生きるとは、不完全であることを肯定し、不完全を生き抜くこと
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感性論哲学は、母なる宇宙の愛の摂理によって命が与えられた人間として、
人間であることを大切にし、人間であることに感謝して、人間を生き抜く哲学です。
人間を生きるとは、不完全であることを肯定し、不完全を生き抜くことです。
常に不完全でなる存在としての自覚を基礎に、実践を通して、いかなる気づきが生まれ、
どこまで成長が達成されるかが、感性論哲学の境涯論なのです。
この不完全を生きるしかない人間が、
人間の格を追及し、
人間としての成長を遂げていく
道筋を7つの段階を持つものとして学問的に体系化したものが
感性論哲学の境涯論です。
人間は長い間、人間でありながら他のものにあこがれてきました。
古代においては超越的な強大な力にあこがれ、
中世においては神仏にあこがれ、
近代においては理性にあこがれて理性的になろうとしてきましたが、
今日にいたって、ようやく人間でありながら
他のものにあこがれることの間違いに気づいて、
これからは人間であることに感謝し、
母なる宇宙のよって人間に生んでいただいたことを
喜びを持って素直に受け入れ、人間であることを誇りとして生きることこそ、
母なる宇宙の期待に応える正しい人間としての道であるという自覚に到達したのであると思います。
境涯論(2)
「人間の境涯」(致知出版社)より
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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