芳村思風先生の一語一絵のブログ-koc

☆☆☆☆☆☆
偏見は誰にでもある
☆☆☆☆☆
自分にも偏見があることを自覚している人は少ない。
理性的に合理的に判断して、正しい判断をしていると思っている人は、

自分に偏見がないと思っている。
実はその人はすべてを合理的なものへと歪めてしまう

かたよったものの見方をしている。

人間には本当の実体や全体はわかりません。
科学は一部分の領域しか見ていません。
実体は、全分野、全領域がからみあった有機性なのだから、

科学ではほんとうのことはわかりません。
だから学問も偏見です。

人間が偏見を超えるためには、決して偏見を無くそうとはせずに、

自分には偏見があるという現実と事実を自覚し、
認めることから出発しなければいけません


感性論哲学も感性という観点からみた偏見です。

近世があまりにも理性偏重時代であったために

これからの時代の新しい考え方が感性論哲学なのです。


やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

●芳村思風先生の勉強会
・12月27日(木) 徳島思風塾

思風庵哲学研究所