今月は、カレンダーの言葉の解説です。



芳村思風先生の一語一絵のブログ-30

☆☆☆☆☆☆
揺れ動く心に愛がある
☆☆☆☆☆

愛とは、「どうしたらいいのだろう」と、

より良い方法を探しながら、悩む心、考える心。その揺れ動く心に愛がある。
愛は、結論ではなく、心遣い。

「どうしたらよいのだろう」と問うのが感性であり、問い続けることが愛なのです。
「こうしたらいい!」と答えるのは、理性。

答えを持つことは大切。
でもその答えに縛られないこと。縛られると対立する。
理性に縛られると違いを受け入れられない。成長も止まる。

どんなに愛し合っていても、自分がこうしてもらいたいと思うようには、

相手は愛してくれません。
どうしても埋めきれない溝があり、どうしても完全には満たされないのです。

誰もが、自分が思うようには愛してくれないし、認めてくれない。
人間は常に、もっと愛されたい、もっと認めてもらいたい

という心を持ち続けながら生きているのです。

「こんなに愛しているのに、どうしてわかってくれないの」は、

押し付けの愛。自己中心的な愛です。
「こうしたら喜んでもらえる」と思った瞬間、押し付けになる。

受け入れられなかった時「こんなにしているのに…」となってしまう。
どうしたら相手に喜んでもらえるか、努力している姿にこそ愛があるのです。
人間を愛するということは、短所を含めて、不完全な存在を愛することです。
愛は、結論ではありません。

理性に縛られず、理性を手段能力として、「問い」続け、努力し続けること。
相手のことを思い続ける心に「愛」があるのです。


やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・




「道ひとつ ただ歩くのみ 初日の出」(思風)
20数年前の正月に詠んだ俳句だそうです。

芳村思風先生の古稀のお祝い会を予定しています。


6月3日(日)16:00~19:30
東京・京王プラザホテル


ただひとつの道をたんたんと歩んでこられ40年。

東京での開催、日曜の夕方・・・

遠方であり、翌日は、月曜ということもあり、

参加いただける方が少ない状況です。

ぜひご参加、よろしくお願いします。

詳しくは、ホームページで。



●芳村思風先生の勉強会

・6月2日(土)東京思風塾
13:00~20:00
会場が変更になります

アリアル五反田駅前
参加費:15000円


・6月13日(水)愛知思風塾

18:00~20:30 

愛知産業労働センター (WINCあいち)会議室

※愛知思風塾・岡山思風塾は、企業の協賛により無料でご参加いただけます。




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