今月は、カレンダーの言葉の解説です。



芳村思風先生の一語一絵のブログ-21

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長所半分、短所半分
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人間は、不完全な存在。
どんな人でも「長所半分、短所半分」

どんな人間でも長所と短所が必ず半分ずつある不完全な存在です。
短所がない人はいません。完璧な人間はいないのです。

どんな人間でも長くつき合えば、必ず気に入らない所が半分でてきます。
光には影、善には悪、表には裏というように、

どんなことでもふたつの側面があります。
宇宙は、プラスとマイナスのエネルギーバランスでなりたっています。

どんな人にも嫌な所や短所が必ずあります。
自分にも短所・欠点があると認めることで、謙虚になれる。
他人にも短所・欠点があるのを認めて、許すことが大切なのです。

長所が突出すれば、短所は人間味・愛嬌になります。

短所をなくそうとせず、長所を徹底的に伸ばすこと。

相手の長所を見つける努力をすること。
その長所をほめること。短所を責めない。

短所を許すこと、お互いに許しあうこと。

短所のない人間はいない、短所をなくす必要はない。
短所があって当然。

偏見もなくす必要がない。偏見があって当然。
偏見があることを自覚して、出さないように努力する。
人間だから、短所も偏見もなくならない。

短所も偏見もなくなれば神さま・仏さまになる。
神さま仏さまは、完璧。

神さまにはなくて、人間にあるもの。
それは、肉体。

肉体を持った人間なのだから神さま・仏さまになることをめざしても意味がない。
完璧な人間をめざさなくてもいい。
完璧をめざすことは、神や仏をめざすことで、

「人でなくなる」=「ひとでなし」になろうということ!?

人間らしい人間とは、短所があることを自覚して、

できるだけそれを出さない努力をする人。
その行動が、「愛」なのです。

毎日起こる出来事も同じ。
問題があるから、乗り越えた時の喜びがある。
問題がなければ、喜びもない。成長もない。
人間は、不完全な存在なのだから、人間のやることも不完全なのです。

失敗してもいい、負けてもいい、逃げてもいい。
ただし、自分が決断して選んだことからは逃げてはいけない。
失敗もせず、最初からすべてを完璧にできることはありえないのです。



やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・





「道ひとつ ただ歩くのみ 初日の出」(思風)
20数年前の正月に詠んだ俳句だそうです。

芳村思風先生の古稀のお祝い会を予定しています。


6月3日(日)16:00~19:30
東京・京王プラザホテル


ただひとつの道をたんたんと歩んでこられ40年。

東京での開催、日曜の夕方・・・

遠方であり、翌日は、月曜ということもあり、

参加いただける方が少ない状況です。

ぜひご参加、よろしくお願いします。

詳しくは、ホームページで。



●芳村思風先生の勉強会

・5月26日(土)岡山思風塾
14:00~16:00
県立図書館


※愛知思風塾・岡山思風塾は、企業の協賛により無料でご参加いただけます。


・6月2日(土)東京思風塾
13:00~20:00
会場が早稲田大学22号館(予定)
参加費:15000円


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