今月は、カレンダーの言葉の解説です。



芳村思風先生の一語一絵のブログ-20

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したいことがわからない
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「したいことがわからない」ときは、今与えられている仕事を真剣に取り組むとき。

「したいことがわからない」
「もっと自分に向いていることがあるはずだ・・・」
と思うときは、今自分に与えられていることに真剣に取り組むとき。

今、自分に与えられている職業や仕事や人間関係は、偶然でなく、いろいろな縁が重なって与えられたものです。

自分に与えられている仕事を放っておいて、「もっと自分に合っている仕事がどこか他にあるのでは・・・」と、
別の道を探しても出会えません。

まず、今やっていることに真剣に関わること。

今やっていることの意味や価値やすばらしさを感じることができたとき、命は燃えて、輝きはじめるのです。

意味や価値やすばらしさを感じて、必死になって取り組んだとき、
そこから新しい人間関係や縁や運が開けてくることがある。
そこから、新しい別の道が開けることがある。
必死になってやりきったとき、今の仕事以外のところに新しい道が開けることもある。

一所懸命やっているのは、みんな同じです。
必死になっているかどうかが、分かれ道。
失敗も体験・経験として受け取る。
失敗した人にしかわからない心情もあります。
体験した人にしか語れないことがあります。
真実のみが人を動かすのです。

その仕事が、自分の天分を活かしたことであり、使命や志を成しとげるためのものであること。
自分の命を充実させ、生きがいを感じ、幸せを感じるかどうか。
これがなければ出てくる様々な問題を乗り越えることができない。
まず、今やっている仕事の中に、意味や価値や素晴しさを感じる努力をすること。
面白さを探してみる、面白くなるように工夫をしてみる。

異和感が、今自分が何をすべきかを教えてくれる。
必死になって取り組み、与えられた縁や人間関係を活かしきったとき、目覚めてくるものがあるのです。


やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・





「道ひとつ ただ歩くのみ 初日の出」(思風)
20数年前の正月に詠んだ俳句だそうです。

芳村思風先生の古稀のお祝い会を予定しています。


6月3日(日)16:00~19:30
東京・京王プラザホテル


ただひとつの道をたんたんと歩んでこられ40年。

東京での開催、日曜の夕方・・・

遠方であり、翌日は、月曜ということもあり、

参加いただける方が少ない状況です。

ぜひご参加、よろしくお願いします。

詳しくは、ホームページで。



●芳村思風先生の勉強会

・5月26日(土)岡山思風塾
14:00~16:00
県立図書館


※愛知思風塾・岡山思風塾は、企業の協賛により無料でご参加いただけます。


・6月2日(土)東京思風塾
13:00~20:00
会場が早稲田大学22号館(予定)
参加費:15000円


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思風庵哲学研究所
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