今月は、カレンダーの言葉の解説です。
他人を喜ばせ、幸せにする。周りの人が幸せに成れば、自分も幸せになる。
哲学は、もっと幸せになるためには、どうしたらよいかを考える学問です。
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仕事は、人に喜んでもらえるような能力と人間性を作るためにある
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人間は、仕事を通して成長していく。
能力と人間性を作るのは、仕事を通して人の役に立ち、
人に喜んでもらうことで作っていくしかない。
本物の人間となるためには、仕事を通して、
社会と人間の実態に触れることにより、経験・体験を積み重ね成長していくしかない。
人間が本物になるためには、善も悪も体験しなければいけません。
人間とはこんなに恐ろしいものなのか、こんなに醜いのか、
そしてこんなに素晴らしいものなのかと肌で感じる。
そこから人に喜んでもらえるような能力と人間性が磨かれるのです。
自分だけよければいいというのでは、人間性は磨かれません。
誰も助けてくれません。
どんな素晴しい個性も人の役に立たなければただのわがままなのです。
物事には、すべて表と裏があります。
表だけしか知らない、失敗した事のない人には、
失敗した人の気持ちはわかりません。
失敗した体験を経験としていかせることができれば、失敗ではなくなるのです。
どんな有能な人でも「成功」ばかり続くこともありません。
転んだとき、何をつかんで立ち上がるかです。
会社のために働くのではない。
働くこと、仕事を通して、自分を本物の人間に育てるための能力と人間性を作る。
その結果、人格が磨かれ、会社の役に立つのです。
お客さまに喜んでいただくためだけではダメ。
一緒に働いている人、上司や部下にも
喜んでもらえるような仕事ができなければ意味がありません。
仕事も半分は楽しいが、あとの半分は辛いこともある。
楽しんで働ける環境作りや仲間を助けることや
仕事の意味や価値やすばらしさを感じなければ耐えていけません。
これが人間らしい仕事の仕方の原点。
仕事のつながりだけでなく、心のつながりが、これからの企業の土台になる。
仕事は、人に喜んでもらえるような能力と人間性を作るためにあり、
それを通して心のつながり、
心の通い合う職場を作る、会社を作ることが、大切なのです。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・
「道ひとつ ただ歩くのみ 初日の出」(思風)
20数年前の正月に詠んだ俳句だそうです。
芳村思風先生の古稀のお祝い会を予定しています。
6月3日(日)16:00~19:30
東京・京王プラザホテル
ただひとつの道をたんたんと歩んでこられ40年。
東京での開催、日曜の夕方・・・
遠方であり、翌日は、月曜ということもあり、
参加いただける方が少ない状況です。
ぜひご参加、よろしくお願いします。
詳しくは、ホームページで。
●芳村思風先生の勉強会
・5月16日(水)愛知思風塾
愛知産業労働センター(WINCあいち)会議室
18:00~20:00
・5月19日(土)熊本思風塾
城彩苑・湧々座 多目的交流施設
18:00~21:30
参加費:4,000円
・5月26日(土)岡山思風塾
14:00~16:00
県立図書館
※愛知思風塾・岡山思風塾は、企業の協賛により無料でご参加いただけます。
芳村思風先生のページ
※お問合せは・・・
思風庵哲学研究所
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