今月は、感性論哲学の言葉の解説です。
【教育】とは
これからの教育は、人材教育ではなく、人物教育
教育の目的は、人間を人間らしい心を持った人間に育てるということです。
人間は、ものではありません。
自分で自分を教育することで、人間の格を獲得していく。
人間らしい人間をめざすこと。
人間らしい心を持った人間とは、次の3つの条件を満たす人間。
1.不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さを持っているか。
2.より以上をめざして生きるという人間としての成長意欲を持っているか。
3.人の役に立つことを喜びとする感性を持っているか。
この3つは、順番も大切。
人間らしい心を作る最も本質的なものは、意味や価値や素晴しさを感じる感性。
より真なるもの、より善なるもの、より美なるものを求めていこうとする欲求が、
その人間から湧いてくるような教育をすること。
人間らしい心と価値を感じる感性を育てると言うことです。
自ら意味を感じ、価値を感じ、素晴しさを感じ、責任を感じたいという欲求を
持てばほっておいても人間は成長します。
興味や関心が湧いてくるように教えること。
もうちょっと知りたい、もうちょっとやってみたいと思わせるのがコツです。
資本主義社会では、人間を会社経営のための資源、材料として捉えられてきました。
そのため教育も人材教育と言われています。
これからの時代は、人材教育ではなく、人物教育でなければなりません。
社員教育は、技術やノウハウだけでなく、
全社員を人物たらしめるための教育をしなければなりません。
社長と同じ考え方や同じ価値観にするための教育では、
個性の時代に対応することはできなくなってきます。
<教育の方法>
感性を人間化させるための手段能力として理性を使うことである。
教育の理念は、育てる為に、教えるということである。
教が、育を超えてはならない。
人間らしい心を作る最も本質的なものは、
価値を感じる感性である
芳村思風先生 「だいじょうぶ日めくりカレンダー」
13日の言葉
壁掛け型です。
縦 26cm × 横 14cm
言葉は、芳村思風先生。
絵は、私
製作は、思風塾全国会
事務局
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<芳村思風先生の勉強会>
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