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揺れ動く心に愛がある
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愛とは、「どうしたらいいのだろう」と、
より良い方法を探しながら、悩む心、考える心。
その揺れ動く心に愛がある。愛は、結論ではなく、心遣い。
「どうしたらよいのだろう」と問うのが感性であり、問い続けることが愛なのです。
「こうしたらいい!」と答えるのは、理性。
答えを持つことは大切。でもその答えに縛られないこと。縛られると対立する。
理性に縛られると違いを受け入れられない。成長も止まる。
どんなに愛し合っていても、自分がこうしてもらいたいと思うようには、
相手は愛してくれません。
どうしても埋めきれない溝があり、どうしても完全には満たされないのです。
誰もが、自分が思うようには愛してくれないし、認めてくれない。
人間は常に、もっと愛されたい、もっと認めてもらいたいという心を
持ち続けながら生きているのです。
「こんなに愛しているのに、どうしてわかってくれないの」は、押し付けの愛。
自己中心的な愛です。
「こうしたら喜んでもらえる」と思った瞬間、押し付けになる。
受け入れられなかった時「こんなにしているのに…」となってしまう。
どうしたら相手に喜んでもらえるか、努力している姿にこそ愛があるのです。
人間を愛するということは、短所を含めて、不完全な存在を愛することです。
愛は、結論ではありません。
理性に縛られず、理性を手段能力として、「問い」続け、努力し続けること。
相手のことを思い続ける心に「愛」があるのです。
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東京思風塾
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