人生は解釈力で決まります。
過去の出来事や苦しかったことを、
「あんなことがあったからこうなってしまった」ではなく
「あんなことがあったからこそ今がある」と考えられるかどうか。
物ごとには、どんなものでも二つの側面があります。
臆病な人と慎重な人。頑固な人と意志が強い人。
優柔不断な人と思慮深い人。
行き当たりばったりと臨機応変。
明るい人と軽い人。
統率力がある人とワンマン。
同じような性格でも、プラス面を見るのとそうでないのとでは、全く違ってきます。
人間は、ほめられると、その人の前ではその面をだそうとして、
ついつい意識してしまいます。
明るい人でも、いつもどんな時でも、どんな人とでもそうとは限りません。
常にゆらいでいます。
宇宙には、秩序を求める働きがあります。
片方に触れすぎると元へ戻そうとする働きです。
プラスとマイナスがバランスを取り合っているのです。
どんな素晴しい改革も不利益を受ける人間が半分いる。
かといって変化しなければ成長はない。
どんな素晴しい改革でも不利益がいる人が半分いることを自覚して、
その人たちのことを考えながら、改革を進めていくこと。
問題が起こることで、修正すべき点や改善すべきことがわかるのです。
不完全を生きる。
矛盾を内包した真実の世界を生きる。
命の痛みを伴った体験は、眠っていた潜在能力を目覚めさせ、
経験として活かして人間を成長させてくれるのです。
プラス思考とは、物事の解釈力のことです。
15日のカレンダーの解説