今月はカレンダーにない言葉の紹介です。
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円熟ではなく、角熟をめざす
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今までは、円熟という欠けたものがないものを理想としてきた。
人間には短所があり、個性があり、失敗しながら、罪を犯しながら成長していきます。
まん丸にはならないのです。
角張ったまま成長していくのです。
これが「角熟」という生き方です。
人間は、不完全だから、どんな人間にも長所が半分、短所が半分あります。
短所を気にしてはいけません。短所をなくす必要はありません。
長所が伸びれば短所は人間味、味に変わるのです。
短所が味に変わるまで長所を伸ばすこと。
円熟ではなく、角熟こそ最も個性ある生き方です。
個性のある本物は、角張ったまま熟していくのです。
角張ったまま熟していくところに、個性ある本物の人間の姿があります。
現実を肯定し、現実を活かしきる感性を原理にして、
欠点があり、短所があり、角張ったまま熟していく生き方を人間の理想にしていくこと。
個性ある人間の理想は、角熟です。
円熟にならなくていい、角張ったところはそのまま残し、長所を伸ばす。
円熟をめざすな、角熟をめざせ。
<感性論哲学勉強会のお知らせ>
◆徳島思風塾
<日 時> 2009年12月13日(日) 18:00~ 受付
18:20~20:00 講演 20:30~ 忘年会
<会 場> ザ・アワ・サーフ・ライダー 2F 徳島市万代町5-7-1
<参加費> 講演のみ¥2.500 忘年会のみ ¥5.000
講演+忘年会 ¥7.000