今月はカレンダーにない言葉の紹介です。
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大和心と大和魂
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大和心(やまとごころ)とは、理性的に相反するものや矛盾するものでも受け入れて許すことができる心のこと。
大きく和する心。
大和魂とは、大和心を実現する行動力のことです。
日本人は、価値あるものであれば、理性的に矛盾するものでも受け入れ、
すべてを自分のものにして、活かしきってきた。
節操がないのではありません。
日本は、世界の言葉・宗教・文化・音楽・料理・美術などを受け入れ、
さらに自分たちに合うように進化発展させ、集大成してきた。
これからの時代に一番必要な融合と統合の能力、これが大和心。
世界文明の中心が、欧米からアジアへと変わりつつあります。
アジアの入り口である日本に今、世界文明の中心が来ています。
近代の科学技術文明を集大成させ、新しい時代の原理を発信していく役目を
日本人が背負っていかなければならないのです。
それは、環境を破壊しない技術・環境を作り出す技術・環境を補修する技術と、
核廃棄物をゼロにする技術と全産業を有機的連関システムの構築です。
核廃棄物をゼロにする技術は、原爆投下を二度も経験している日本人だからこそ
取り組むべき課題であり、
今人類に一番必要な平和の原理になる課題です。
核兵器を作る技術があるかぎり、核兵器を無くすことはできない。
無くすと、どこかの国やテロリストが内緒で作ることへの恐怖と不安感が
疑心暗鬼をうむ。
それよりも、核兵器を無力化する技術を開発し、
核兵器の意味を無くす技術の開発をする。
また、核廃棄物の処理の技術の開発。
この二つが、今の日本がやらなければいけない課題です。
全産業の有機的連関システムの構築とは、ある産業の廃棄物が次の産業の原材料となり、
またその産業の廃棄物を次の産業が原材料とし、
すべての産業において廃棄物の出ないシステムを作り出すことです。
命の欲求「できることなら、みんなと仲良くしたい」。
これは、全人類共通の欲求です。
国や民族、宗教の違いや対立を乗り越えて、違いを受け入れて、
世界を融合・統合させていくためのリーダーに日本人がならなければいけないのです。
そしてその大和心を実践していくのが大和魂です
12日のカレンダーの解説
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◆徳島思風塾