二十歳になった頃、父は仕事の接待の席へしじみを同席
させただす。あの頃はご夫妻でと言われる席には父は必ず
母の代わりとしてしじみを連れていっただす。そのうち父の
お仲間さんたちの集まりには紅一点で一緒にくっついて
六本木や銀座で遊んでいただす。どこのお店も高級で決して
2度と行けないようなところばかり。で、ある日銀座の一流の
クラブに行っただす。
重厚な扉を開けるとシュッとしたイケメンのボーイさんが
いてコートとか荷物を預かってくれ、奥に案内してくれるだす
目映いばかりのゴージャスなしつらえ、こんなソファーなんぞ
見たことないだす。そして、圧巻。お姉さま達。美しい。
目がお星☆になってしまっただす。お召し物やドレスも
溜息が出るほど。ああ、こんなのを着たい。父やお仲間
たちもデレデレ。男性の間に一人ずつホステスさんが座り
両手に華の状態。そして「召し上がって」ホステスさんの
差し出すおつまみをお口あ~んで食べる男性軍
えのきとにらの梅肉あえ
その時思っただす。男性ってあ~んが好きなんだなって。
今ソフトバンクのCMであ~んってやってるだすよね。
あのCMだって絶対男性が作ったと思っただす。
でもしじみはあ~んは年一回くらいしかやらないだす。
台所の覗きに来た時に「味見してみて」とか言って。
味が薄いだの、美味しいだのコメントなんかどうでも良し。
照れを隠しても嬉しがってるの解るだすよ。
是非、照れさせないようにやってみそ。
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