【谷家の自己紹介

星コウ:心優しい自閉症の支援級中3

(知的障害あり)

星シュウ:負けず嫌いの通常級小3

(軽度発達遅延)

星私:毎日ぐったりの営業職ワーママ(40)

星夫:かつて問題だらけだった世帯主(52)

 

不定期ですが日常を更新しています。

読んでいただけたら嬉しいです照れ

 

 

 

 

 

 

 

の続きです。

 

 

 

謝罪はすぐするに限る。

 

 

そう思っていた私を伊藤先生は止め、

 

言いました。

 

 

『リナとちゃんと話してから、谷さんの謝罪を受けたいと言っていまして…』

 

 

 

…あ、そっか。

 

 

 

働いてるんだもん、

 

まだリナちゃんと会えてないよね。

 

 

まず帰ってリナちゃんの話を聞いてから、

 

というのは、確かにそうだ。

 

 

『そうですよね、分かりました。

夜にでもお電話してみます』

 

と私が言うと、伊藤先生はまた

 

『いや、夜でもまだリナに会えないと思います、リナのお母さん』

 

と言いました。

 

 

 

『え…じゃいつ電話すれば…?』

 

1週間後…くらいですかね?滝汗

 

 

 

 

………驚き

 

 

 

 

一緒に暮らしてて、

 

1週間も娘と顔を合わせないって…

 

 

そんなことあるの?汗うさぎ

 

 

 

ふと、何でも知りたがりの冬子さんが

 

以前リナちゃんに根掘り葉掘り聞いた事を

 

ぺらぺら喋っていたのを思い出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

『リナちゃんのお母さん、フルで働いてて夜も働いてるんだって!

たぶんシングルなんだと思うよ!』

 

 

 

 

その時は興味が無くて聞き流してたけど、

 

今までの先生の話からするに、

 

たぶん本当にシングルなんでしょうね。

 

 

ダブルワークをしてるなんて、

 

大変なんだろうな…。

 

 

 

よく考えてみれば、

 

すぐに謝罪したいというのは

 

私の一方的な思いにすぎません。

 

 

 

1週間というのは正直

 

私には理解できないけれど、

 

先方がそういうのなら従うしかありません。

 

 

 

机に突っ伏すコウを起こして連れ、

 

私はシュウが待つ別室へ行きました。

 

 

シュウは、その日の調理実習で

 

余ったという紅いもタルトをぺろっと食べ、

 

先生と歴史の本を読んでおしゃべりしていました。

 

 

『すごいねシュウくん!日本史けっこう詳しいんだね!』

 

『オレは真田幸村が好きなんだ照れ

 

 

 

シュウを見て、

 

再びコウに怒りが湧いてきました。

 

 

これからもこうやって、

 

シュウがコウの犠牲を強いられることも

 

あるんだろうか?

 

 

どうしてコウはそんなことも

 

分からないんだろう。

 

 

どれだけ迷惑をかけたら

 

理解できるんだろう。

 

 

気づけば私は先生の目もはばからずに

 

コウに暴言を吐いていました。

 

 

『コウのバカ!大バカ!ドアホ!!

あんた何とも思わないの?!シュウにも言う事無いの?!

シュウからも言ってやって!』

 

 

するとシュウは

 

そっと私の手を握って言いました。

 

 

『ママ…バカって言っちゃいけないんだよ

 

 

 

何とも言えず情けなくなって、

 

涙が溢れてきて、

 

私はしゃがみ込みました。

 

 

私の背中の左をさすってくれる手が

 

あたたかくて、

 

たぶんシュウを見てくれていた

 

女性の先生の手だなと思いました。

 

 

やがて背中の右にも

 

小さくさする手を感じました。

 

 

シュウだなと思いました。

 

 

きっとそんな私の背中を、

 

コウは黙って見下ろしている。

 

 

一体どんな気持ちでコウは

 

私を見下ろしてるんだろう。

 

 

悲しくて悔しくて情けなくて。

 

 

涙が止まりませんでした。

 

 

 

 

…続きます。

 

 

 

 

 

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星コウ:心優しい自閉症の支援級中3

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不定期ですが日常を更新しています。

読んでいただけたら嬉しいです照れ

 

 

 

 

 

 

 

の続きです。

 
 
 
ずっと突っ伏したままの
 
コウは置いといて、
 
とにもかくにも
 
リナちゃんのお母さんに謝罪しなければ。
 
 
そういえばリナちゃんのお母さんって…
 
 
 
リナちゃんのお母さんは、
 
学校行事にほとんど顔を出しません。
 
 
授業参観、体育祭、清掃活動、
 
市内の支援級の合同運動会…
 
 
どれにも参加せず、
 
顔を見たのは2回くらいしかありません。
 
 
しかもずっと滞在はせず、
 
3分くらいで帰ってしまいます。
 
 
2回ともパンツスーツ姿で
 
すぐ来てすぐ帰ったので、
 
私と同じく働いてるからなんだと思います。
 
 
 
お母さん本人は山本舞香ちゃんみたいな
 
目鼻立ちのくっきりした
 
キレイな若いお母さんです。
 
 
ですが誰とも馴染もうとせず、
 
会話もせずにいつも去っていきます。
 
 
 
それに…。
 
 
 
先生からリナちゃんのお母さんの
 
名前と電話番号を書いた紙を渡されました。
 
 

 

    

〇〇 リナ(母)

理子

090-〇〇〇〇-〇〇〇〇

 

 
 
 
紙を見る限り大丈夫そうだけど…
 
 
でも…
 
 
一応確認したほうがいいか…
 
 
 
 
『先生、あの…リナちゃんのお母さんって…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日本語大丈夫ですか?
 
 
 
 
顔立ちからするに、
 
たぶんタイかフィリピン
 
ハーフっぽいんです。
 
 
純じゃないと思うんですが。
 
 
スーツを着る仕事ということは
 
おそらく日本語ができないと
 
働けない職種っぽいし、
 
大丈夫だとは思うのですが、
 
今まで誰とも会話をしないという事は、
 
もしかして日本語があまり得意じゃないのか?
 
とも思ったんです。
 
 
伊藤先生はきょとんとしてましたが、
 
古谷先生が察して
 
私の疑問以上の答えをくれました。
 
 
『会話は全然大丈夫ですよ。
たぶんリナのお母さんも日本で育ってると思いますので。
ただ、違和感とかは話して出てくるかもしれません。
そこはまぁ、ご了承いただければ』
 
 
 
違和感だろうがなんだろうが、
 
私にどうせその違和感を指摘する
 
資格はありません。
 
 
とりあえず日本語で話せるなら
 
よかった…と思い、
 
『分かりました、すぐお電話します』
 
と言いました。
 
 
ですが伊藤先生がここで
 
待ったをかけました。
 
 
『電話は…もう少し待ってほしいとの事です』
 
 
どうして私が電話をかけるのを止めたのか?
 
 
その理由を聞いて、
 
私は最初の違和感
 
嫌でも感じずにいられなかったのでした。
 
 
 
 
…続きます。
 
 
 
 
 

 

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試しに使ったら初回で違いが

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他のトリートメントとか整髪料が

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星夫:かつて問題だらけだった世帯主(52)

 

不定期ですが日常を更新しています。

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の続きです。

 

 

 

机に突っ伏していたコウは、

 

一瞬顔を上げました。

 

 

相当叱られて泣いたんだなというのが

 

すぐに分かるほど、

 

目がぱんぱんに腫れていました。

 

 

ですがそれを見ても私はコウに

 

同情の気持ちはわかず。

 

 

睨むような、軽蔑するような目で

 

コウを見ると、

 

またコウは突っ伏してしまいました。

 

 

 

 

『リナが手を洗おうと水道の前に並んでるときに、その後ろに立って触ったようです』

 

 

 

手口を聞いてさらに驚愕。

 

 

 

痴漢と一緒じゃねーかムキー

 

 

 

明るくハキハキしている

 

リナちゃんの事だから、

 

リナちゃんが怒って発覚したのか

 

と思いきや。

 

 

『隣でそれを目撃していたコウセイが、コウに“お前それダメだぞ”と叱ってくれました。

僕らに教えたのもコウセイです』

 

 

 

コウセイくんというのは、

 

同じく支援級の同級生の男の子です。

 

 

リナちゃんと同じ小学校出身で、

 

コウセイくんも同じくしっかりした子。

(リナちゃんとコウセイくんの卒業した小学校は、支援級の先生の意向で軽度の子しか入学させないそうで、中学になるとしっかりした子が多いです)

 

 

 

こんな事を言ったら不謹慎ですが、

 

見つけてくれたのがコウセイくんで

 

良かったと思いました。

 

 

アカネちゃんのような意地悪な子や、

 

言いふらすような子が目撃していたら、

 

もっと事態は複雑に

 

なっていたかもしれません。

 

 

でも、衝撃の事実はまだありました。

 

 

 

『リナに聞いたところ、これが初めてではないようです』

 

 

 

………真顔

 

 

 

10回くらい今まで触られたと』

 

 

リナも1か10かという感じなので、

 

10回という数字も定かじゃありませんが

 

と伊藤先生は言いましたが、

 

10回が合ってるか合ってないかなんて

 

私にはもはや問題ではありませんでした。

 

 

 

おーまーえーー!!ムキームキームキー

 

 

 

 

 

 

 

『リナもその都度言えないというか、そこがリナの障害の部分というか…』

 

 

伊藤先生はコウを少し

 

かわいそうだと思ったのか、

 

コウを擁護するような発言をしましたが、

 

私にはとてもそうは思えませんでした。

 

 

障害がなくてもそういうことを

 

言えないのは、

 

当たり前じゃないでしょうか?

 

 

ましてや相手は男性の先生。

 

 

年頃の女の子からしたら、

 

堂々と言えるほうがすごいと思います。

 

 

対する古谷先生は、

 

コウにあくまでも厳しく接しました。

 

 

『コウ、顔を上げてお母さんに謝れ。

お母さんにどれだけ迷惑をかけてると思ってるんだ』

 

『………めん…さい…』

 

 

突っ伏したまま、

 

消えそうな声でコウが

 

途切れ途切れに謝りました。

 

 

古谷先生はそれが許せなかったらしく、

 

突っ伏してるコウを覗くように

 

顔を近づけ、耳元で言いました。

 

 

『分かってるのか?!

お前がやった事は犯罪なんだぞ?

先生がいるからお前はこうしてるだけで、本当なら警察に逮捕されるんだぞ?!

 

 

 

…そう。確かにそう。

 

 

学校だからまだ良かった。

 

 

良かったという言い方も失礼だけど。

 

 

もし外で同じことをしていたら、

 

容疑者になっていた。

 

 

コウはどう思ってるか知らないけど、

 

私は古谷先生の言葉を聞いて、

 

コウのやった事の重大さを

 

改めて思い知り背筋が凍りました…。

 

 

 

続きます。

 

 

 

 

 

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