間が空いてしまい申し訳ありません。
恒例の月末怒涛の業務が
なんとか終わりました…
皆さんGW楽しんでますか??
私は飛び石なので、
まだ連休感はまったくありません
さて、
の続きです。
コウが先輩の女の子の
靴を触って匂いを嗅いだ
事を主任の川崎先生から聞かされ、
私はしばらく言葉が出ませんでした。
数秒後にようやく出た言葉が、
『…申し訳ございません……』
実は今まで、
コウが誰かに危害を加えたり
迷惑をかけて学校から電話がくる…
なんてこと、無かったんです。
危害を加えられることのほうが
圧倒的に多かったし、
それだけコウが穏やか…
というより、
他人に興味が無かった
んですね。
なので、初めて
加害者の親になり、
私は何をどうしたらいいのか
分かりませんでした。
『………あっ、謝罪。
相手の親御さんに謝罪したいので、連絡先教えてもらえますか?』
そうだ。
まずゆきちゃんのお母さんに
謝らなければ!
ですが川崎先生は、
それは不要だと答えました。
『ゆきも多感な時期だしね。
実は周りもけっこう騒いじゃって、ゆき恥ずかしかったんだと思うんだよ。
だから親にも言わないでくれって』
そっか…。
叩いたつねったの小学校時代とは
もう訳が違うのか…
『とりあえずお母さん、健全な成長ではあるんだけど、やって良い事といけない事の区別をつけさせないといけないから。
ここが入口だと思って、ゆっくりやっていきましょう』
電話を切った後、
何も手につきませんでした。
男児の親として、
私は何もできない。
このままコウが変な方向に
突っ走ってしまったらどうしよう…。
そこへ夫が帰宅しました。
一度は使えないと思った
夫ですが、
この件は夫婦で話さなければいけない
大事な問題だと思いました。
母親の言う事は聞かなくても、
同性である父親の話なら、
コウは聞いてくれるかもしれない…
という期待も少しありました。
『…パパさん…大事なお話が』
『えっ?!何?!!』
私の話を聞いた夫の第一声は、
予想を裏切るものでした。
…続きます。
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