の続きです。
3者面談も終わり、
宿題も無事受け取り、
本来の夏休みがようやくスタート。
例年通り、私は仕事なので
ほぼ毎日放デイに通う日々です。
放デイで前からずっと
コウとシュウを本当に親身になって
考えてくれるスタッフさんがいるのですが、
彼女からある日、
迎えに行った際に言われました。
『コウくんやはり…始まりつつあります』
『あぁ…やっぱり…去年よりひどいですか?』
『去年より…興味津々のようです』
そう、去年くらいから
特に夏は心配していたこと。
それは…
好きな女の子ができて…
とかなら、まだいいんですが
どちらかというと、
性的な興味のほうが
コウは大きいんです。
特に夏は、
若い女の子の服装が…ねぇ。
大胆になるじゃないですか。
(おばさんの言い方)
それをコウは
ガン見しちゃうんです
小学校の時も、
吉田先生や丸山先生から言われたことはあって。
障害児の男児は、
そんなつもりが無くても
簡単に容疑者にされてしまう
異性の子供への性教育。
これは障害児じゃなくても、
難しいと思います。
親がその話題を変に避ければ
子供はより興味を持つし、
間違った方向に解釈しかねません。
かといって、
女だらけの母子家庭で育った私には
どうしたらいいのか…。
その都度スタッフさんが注意したそうです。
そして。
『大変失礼だとは思いますが、分かりやすく言わないとコウくんは気づかないのでこう言いました』
いえいえ、失礼なんかじゃありません。
本当にここまではっきり言わないと、
むしろこう言ってもコウは
理解しないので…
『お母さんも女性だし、このデイも女性スタッフが多いです。
なので私達が言っても、真剣にとらえないかもしれません。
お父さんにも協力してもらいましょう』
夫もコウがだんだん
性に目覚めてきていることは、
知っていました。
でも夫は、
『男子なんてそんなもんだよー』
と、あまり危機感を感じてない様子。
確かに男子としては、
健全な成長なんだと思います。
でも限度や節度ってもんがあって、
それをコウに分からせなきゃいけません。
こりゃ夫と会議だな…。