【谷家の自己紹介

星コウ:心優しい自閉症の支援級中1

(知的障害あり)

星シュウ:負けず嫌いの通常級小1

(軽度発達遅延)

星私:毎日ぐったりの営業職ワーママ(39)

星夫:かつて問題だらけだった世帯主(51)

 

不定期ですが日常を更新しています。

読んでいただけたら嬉しいです照れ

 

 

 

 

お話は戻り、 

 

 

 

 の続きです。

 

 

 

先輩から叱られてもなお

 

まだ挨拶が自分からはできませんが、

 

とりあえず毎日楽しく

 

学校へ行っているコウ。

 

 

コウが成長…というよりは周りが、

 

“コウってこういう子なんだ”

 

と徐々に認知してくれるようになりました。

 

 

 

そんな状況で中学校で初めてのイベントが、

 

宿泊学習です滝汗

 

 

 

 

 

小学校の時は通常級の田中くんが

 

コウの面倒を進んでみてくれました。

 

 

でも実は、

 

田中くんは中学と同時に他県へ

 

引っ越してしまい、

 

この中学にはいません。

 

 

それに中学では、

 

部屋割りも活動班も基本的には

 

1-Aで行います。

 

 

カレー作りだけは通常級の班に混じって

 

行うとの事でした滝汗

 

 

 

結論から言うと、

 

宿泊学習自体は

 

無事終わりました真顔

 

独り言も多かったけど、

 

伊藤先生がサポートしてくれたり、

 

A組のみんなもコウの特性を

 

理解してくれてたことが

 

大きかったと思います。

 

 

田中くんのいない通常級でも、

 

他にも小学校から一緒だった子が

 

同じ班でカレーを作り、

 

コウと仲良くしてくれたそうです。

 

 

 

はぁーよかった…

 

 

 

と、普通ならなるのですが。

 

 

 

全然ならず真顔

 

 

なぜかというと、

 

とても大きな事件

 

帰ってきてから発覚したのです。

 

 

 

宿泊学習は2泊3日。

 

 

3日目の夕方に保護者はぞろぞろと

 

迎えに学校に向かいました。

 

 

伊藤先生からコウを引き渡してもらい、

 

3日間の様子を聞き、

 

ありがとうございましたー、

 

と礼を言って帰ろうとしました。

 

 

ですが、コウが動きません。

 

 

無表情で岩のように固まったまま。

 

 

『…どうしたの?帰るよ?』

 

 

それでも動きません。

 

 

伊藤先生が

 

『コウ?帰ってゆっくり休んで、また明日な?』

 

と顔をのぞきこんで言っても動きません。

 

 

 

仕事が残っていた私は、

 

だんだんイライラしてきました。

 

 

会社を抜けて迎えにきて、

 

残った仕事は家でやるつもりで

 

帰ってきたのに…。

 

 

コウのそばで冬樹くんと冬子さんは

 

『じゃまたねーバイバイ

 

と帰っていきました。

 

 

ぽつぽつとみんなが帰っていき、

 

保護者の車も少なくなっていきます。

 

 

もうコウ、何なの?!

 

 

するとコウがぼそっと呟きました。

 

 

『…春樹は?

 

 

…え?春樹くん?!滝汗

 

 

 

そういえば…

 

 

私も特に春子さんに

 

用があったわけではないのですが、

 

顔見たいなぁと思っていましたが

 

会えていませんでした。

 

 

でも1年生だけで300人以上いる学校です。

 

 

会えなくても仕方ないかー

 

くらいにしか思ってませんでした。

 

 

 

『先に帰ったんじゃないかな?…ほら、もう行こう凝視

 

 

春樹くんの名前がコウから出た瞬間、

 

少し伊藤先生が焦ったような

 

表情をしたことも、

 

校庭の隅に春子さんの車が

 

まだあったことも、

 

今となってはその時分かっていました。

 

 

でも私は特に気にせず、

 

自分の都合で急ぐ気持ちが勝ち、

 

学校を後にしてしまったのです。

 

 

 

…続きます。

 

 

 

 

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