の続きです。
ここから先を話すには、
コウの小学校時代の
交友関係を書かないと進まない
と思いまして、
今までさらっとしか触れてこなかった点を
書いていこうと思います
ちょっと長いですがお付き合いください。
それまで支援級に同級生がいなかった
コウでしたが、
5年生で転校した先では
3人の同級生の男の子
に出会いました。
あべかわさんのブログを読んでいて、分かりやすかったので真似させていただきます。
まず。
春樹くん&春子さん親子。
春樹くんは私達4人の中では
一番障害の程度は軽いです。
会話もしっかりしているし、
通常級への交流も盛んに行っていました。
ですがそれゆえの悩みも多かったようです。
コウは転校して早々に
春樹くんに一目ぼれ(?)しました。
支援級の中では
何でも出来るように見える春樹くんを
尊敬し、憧れるようになり。
いつも家では『はるき、はるき』
と言っていました。
交流のクラスが一緒だったのも
仲良くなった理由かもしれません。
お母さんの春子さんは
サバサバしたタイプの人で、
前の学校で保護者の人間関係に
悩まされた私は、
ここではママ友なんて要らん!
と思っていましたが、
春子さんと出会って彼女が徐々に
私の心を溶かしてくれました
障害の程度が違っても、
いつも春子さんは私の話を聞いてくれ、
一緒に泣いて笑ってくれます。
また、彼女はシンママさんですが
手に職をつけていて(音楽関係です)
私がフルタイムで働くことにも
理解を示してくれているのが
一緒にいて心地よい理由でもあります。
春子さんは悩みに悩んで、
『将来春樹は療育手帳が更新できなくなる日が来るかもしれない』
と、普通高校の受験を見据えて
通常級という道を選択。
でも今もコウに会いたいと言って、
昼休みにちょくちょく支援級へ
遊びに来てくれます。
そして、次に。
夏樹君&夏子さん親子。
夏樹くんとコウは実は
転校前から放デイが一緒で、
顔見知りでした
すんなり転校してもなじめたのは
夏樹くんがいたからじゃないかと思います。
夏樹くんは会話が苦手で、
夏子さんはよく、
『支援級の中で夏樹が一番重度』
と言っていました。
ですが私には苦手なのは会話だけに見え、
身辺自立は出来ているし
私にも『コウ、ママ、コウ、ママ』
と言って
会うとハイタッチをしてくれるので、
かわいく思えました。
夏子さんもサバサバしていて、
在宅で仕事をしていました。
また、下に妹さんもいるので、
夏子さんとは下の子トークで
よく盛り上がりました
夏樹くんは試験を受けて、
国立大付属の支援学校
へ進学。
でも今でもコウと夏樹くんは
放デイで会っています
そして最後に。
冬樹君&冬子さん親子。
冬子さんは例のLINEのママさんです。
冬樹くんは、支援級のクラスが2年間
ずっと一緒でした。
冬樹くんははっきり言うと、
コウと真反対の凸凹です。
学力はコウよりかなり高め。
コウが小1レベルでつまづいてる間、
3年生くらいのレベルを
すらすらとやっていました。
ですが、自発的に動けません。
喋れるし、聞けば答えますが、
自分から発言ができません。
また行動もそんな感じなので、
コウが動なら
冬樹くんは静という感じ。
社会に出るにあたってそこが心配…
と冬子さんは言っていました。
そして冬子さんは、
決して悪い人ではありません。
思ったことはすぐ口に出すし、
裏表がないので、
そういう意味ですごく信頼できます
ただ、あまりにストレートすぎて
先生と揉めることはしょっちゅうで。
見ていてヒヤヒヤします
冬樹くんも支援学校判定が出ましたが、
結局はうちと同じ。
拠点校制度を利用し、学区外のこの
中学校の支援級
を選びました。
そんなわけで、
同じ中学に進んだのは
春樹くんと冬樹くん。
春樹くんは通常級に行きましたが、
コウの支援級、1-Aは、
冬樹くんと他小学校からきた子3人で
始まっていくのです。
…続きます。
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