5年 | SHIHOの大腸がんブログ (腹膜播種、胸膜播種、多発性肝転移)

SHIHOの大腸がんブログ (腹膜播種、胸膜播種、多発性肝転移)

2014年、36歳で大腸がんステージ3aを告知され、半年後に卵巣、腹膜転移、2年後に肺転移、4年後に骨、肝転移をしました。抗がん剤治療は、4年ほど続けてます。同じような方の参考になるようなブログになればと思ってます。

今日はどうしてもブログを書きたくて 

気持ちを残しておこうと思いました



実は5年前の3月22日は、

生まれて初めて

大腸内視鏡検査をして、

大腸癌だと判明した日です。




内視鏡検査中に、

内視鏡を映し出してる画面をみると

大腸内から血が大量に吹き出てましたガーン




素人ながらに、これはヤバイと感じ

そして、あわあわする間もなく

すぐに消化器外科を

受診させられましたガーン




その場ですぐに手術した方が

良いと言われ、いきなり過ぎて、

何の事だか分からず、



自分のことでは、

ないのではないかと

気持ちがふわふわ

していたのを覚えてます。




主治医には、癌と聞くと混乱したり

泣き出したりする方がいるのに、

その日は、1人で淡々と話をきいて、

冷静ですねと言われました。




でも、この5年は、

決して平穏ではなく

再発、不妊治療、

ヘルニア手術、

腹水が大量に溜まって、

重篤な副作用で救急車で運ばれるなど

沢山のことがありました。




夫からは、

「貴女といるといつも

ジェットコースターに

乗っているようだよ」と言われます。




抗ガン剤治療も2014年6月から

ずっと続けてきました。




1年1年は、短い気がするけれど、

癌治療の5年は、

本当に長かったなと感じます。

やっとこれたと言う感じですえーん




正直なところ、

余命宣告も何度もされていたし、

危なかった時が沢山ありました。



本当にこんなに長く生きられるとは

思っておりませんでした。




沢山悩んだり、考えたり、

泣いたり、喚いたり、

他人を羨んだり、怖かったり。



改めて考えると、

この5年間は大変なことの方が

多かったけど、乗り越えてこれたのは

家族や友人、主治医など医療関係者、

その他私に関わる全ての方に

支えてもらえたからだと思います。



本当に有難うございました照れ




そして今日は、新年度がスタートし、

新元号も「令和」に決まりましたね。




新元号は、安倍首相によれば、

梅の花のように、日本人が

明日への希望を咲かせて欲しいと言う

意味があるとのことでしたが、



凛とした響きで、

背中をピッと伸ばして、

また頑張っていきたいなと、

改めて思わせてくれる

元号だなと感じました。




本当に今日を迎えられたことに

感謝ですニコニコ




今日から気持ちを改めて

また頑張っていきたいと思います照れ




*我が家から、
背筋がピンとした鳥と桜の
綺麗な写真が撮れたので
載せておきます照れ