3月29日 無事に実家に帰ってくることが出来ました
インド出発当日、ドライバーは予定時間にちゃんと自宅に迎えに来てくれました
1週間ぶりにレジデンスの外に出た私達
ゴルフロードには殆んど車は走っておらず
なんだか異様な雰囲気でした
いつもなら1時間はかかる空港までも
20分で到着
空港までの道中、数か所で検問みたいなところがありましたが
特に止められる事もなく
空港入り口でも軍の警備員の方から
JALか?とドライバーが聞かれYESと答えたら
OKと言ってすんなり空港内に入るこ事ができました
結局、準備していた政府からの用紙を提示することもありませんでした
空港まで行く道中
歩いているインド人がたくさんいました。
ドライバーによると
バス、電車、リキシャーなどがないので
歩いて自宅や村まで何日もかけて帰るそうです
今回、母子のみ帰国の方は基本的にご主人の付き添いはありません
空港からの帰りに旦那さんだけが車に乗っていて
もし職質でもされたら何かとややこしいので
小さなお子さん連れの方はドライバーさんに空港施設内入り口付近まで荷物を運んでもらっていました
我が家は早く着きすぎて空港施設内に入る事は出来ず外で20分ほど待つことになりました
空港施設内の様子
まずは特設された荷物チェック機で
その後チェックインカウンターへ行きます。
出国審査もすくに終わり
あとはひたすら搭乗ゲート付近で出発を待つだけ
お店も全てクローズ
JALからお水・ジューズ・カップケーキを頂きました。
搭乗開始の時間少し前
JALの職員からアナウンスが入りました
内容は
今回、このような危機的状況の中
臨時運航を実施できるまで尽力を尽くしてくれた大使館の皆様への感謝
そして今回の便が成田着最終便であること
(翌日から新ダイヤルになり羽田発着となります)
そして、コロナウィルスで亡くなられた世界中の方へ向けて
全員で黙祷が行われました
今まで世界の色々なところで飛行機に搭乗しましたが
今回の搭乗は色々な意味で特別な気持ちになりました。
定刻より少し早目にニューデリー国際空港を飛び立つ事ができました
機内では通常には無い用紙を1人一枚ずづ渡されました
そこには名前やパスポートナンバー、日本での住所、日本滞在期間、連絡先
そして座席番号や今の体調や過去14日以内の滞在国などをチャックしたりするものでした。
さて、成田到着後
検疫と通過するのに1時間半かかりました
なぜこんなに時間がかかったのか正確な情報が私には分かりませんが
同じ便に乗っていた日本人の方々の話しだと
インド便の前に到着した便の乗客達が
私達が機内で渡されていた用紙を書いていなかったらしく
その場で書いていたので異常に時間がかかった・・・
あるいは前便が警戒すべく国からの便で一人一人に時間がかかった・・・
何が本当か分かりませんが
並んで1時間少し過ぎたあたりから
急に列が勢いよく進み始めたので、何かしら問題が解消されたのでしょう
実際、私達は記入済の用紙を検疫官に書類を渡し
記入漏れの確認と体調に問題ありませんか?と質問されただけで終わり
検温なども特になりませんでした
ちなみに国内線の乗り継ぎに時間がない方や、ベビーカーを必要とするような
小さなお子さん連れの方は職員の方に直接お話し行かれ
優先的に検疫通過させてもらっていたようです
こんな時でのきちっと並び順番が来るのをじっと待ち続ける日本人
成田空港の様子
我が家はその先、国内線に乗り継ぎをし
実家まで
スムーズに帰る事ができました
日本も決して安心安全な状況ではありませんが
すこしホッとしたように感じました
しばらくは必要不可欠な時以外は外出を控え
実家で大人しく過ごそうと思います
毎日、羽田や成田で海外帰国者からコロナ陽性が判明しているようです
そんな記事に対して
「何でこんな時に渡航してるんだ!」と書いている方がいらっしゃいますが
おそらく、この時期に帰国している大半は
海外勤務者、その帯同家族、留学生などかと・・・
海外で遊んでいる訳ではない人達に対して
もう少し優しい対応をしてもらえたなぁ・・・と思います
我が家はたまたまグルガオンに住んでいたので
飛行機の空席を確保して搭乗することが出来ましたが
インドでも国内線が飛ばないので
地方都市にお住いの邦人の方々で
今日現在、帰りたくても帰れない方が多くいらっしゃいます
今回、我が家がすぐに飛行機を取ることが出来たのは
地方に住んでいる方々がデリーに来ることが出来なくなってしまい
泣く泣くデリー⇒成田便をキャンセルせざるを得なかった為
空席ができたという事なのです
本来なら私達はまだインドに残っていたかもしれないのに・・・
キャンセルせざるを得ない方々に申し訳ない気持ちになりました
現在、日本人会の方々が政府にチャーター便を飛ばしてもらえるように
要請をしているそうです
インド在住で日本への帰国を希望されている方々全員が無事に日本に帰国できることを祈るばかりです
我が家の相棒さんの会社では
今のところ帯同家族で現在インドに残っている方には
本当に残留で良いのか、再度確認をしているようです
本人達には退避勧告出ていないようですが
インド事情のニュースを見るたびに
残留していてこの先本当に大丈夫なのか心配にはなりますが
サラリーマンは会社からの指示がない限り
勝手な行動を取ることは出来きません
頑張れ、相棒さん