昔から三寒四温(3日寒くて4日暖かい)を繰り返して春に近づくと言いますが、
ここ最近はそんなこともおかまいなしの気まぐれ気候。
今週は比較的暖かい陽気が続きましたが、
来週はまたぐっと冷え込むそう。
冬の寒さ、そうやすやすとは退散してくれないようです。
三鷹のジブリ美術館に久しぶりに行ってきました。
目的はこちら。
クルミ割り人形とネズミの王さま展。

くるみ割り人形の物語といえば、チァイコフスキーのバレエ組曲が有名ですが、
実はこの物語の原作は、ドイツのロマン派雑貨E.T.A.ホフマンなのです。
作家であると同時に、法律家、音楽家、画家...と多才なホフマン。
日常生活においても、昼間は法律家として「現実世界」に身を置き、夜は作家として「夢想世界」に浮遊。
そんなホフマンが生み出す物語は、現実と夢想が入り混じり、その境界は曖昧で、不思議な世界をつくっています。
くるみ割り人形の物語も、チァイコフスキーの組曲では随分と分かりやすくてメルヘンなストーリーになっていますが、原作はもっと複雑でユニークでシニカルで...オモシロイ。
おすすめです。
ジブリ美術館ではこの子に会いたい。
ラピュタの巨人兵。
