クリスマスシーズンのドイツに行ってきました。
目的地はドイツとチェコの国境付近にあるおもちゃの町Seiffen(ザイフェン)。
小さな小さな町ですが、伝統と人々のぬくもりに満ちた素敵な町です。
住民のほとんどが木工細工職人のこの町。職人の手によって、たくさんの愛らしい木製品がうまれます。
特にクリスマスの木製オーナメントの可愛さはピカイチ。
日本では中国製の木製オーナメントをよく見かけますが、顔つきや色使い、雰囲気を見るだけで、ザイフェン生まれの子かどうかは一目瞭然。
佇まいが違います。
Qronikで扱っているクリスマスオーナメントもザイフェン生まれです。
街はクリスマス一色に染まっていて、写真におさめたい感激ポイントが多数。
あまりの興奮で、胸の高鳴りとシャッターを押す手の動きがあいません。
夜に到着した私を迎えてくれたのは、暖かい光を放つschwibbogen(シュヴィップボーゲン)。
これは街灯のなかった時代に、真っ暗な中、仕事から帰ってくるお父さんを暖かい光で迎えるという、家族の優しさが詰まった伝統工芸品です。
門灯もない時代だったので、schwibbogenの形や飾りで、自分の家の目印にもしていたようです。
心にもぽっと明かりが灯ります。
街にはこんなに可愛いオブジェもあります。
煌めく光。
どの家も工夫を凝らしています。
素朴な教会の佇まいがたまらなく愛らしい。
今日はクリスマスイブ。
サンタさんがプレゼントを持って来てくれるよ。