野外で聴くベルリンフィルの音 その3 | ・

みなさま、おはようございます。

連日、天気の神様が癇癪をおこしたような集中豪雨が続きます。
落雷被害も出ていますので、
どうぞ気をつけてお過ごし下さい。

今日もベルリンフィルのヴァルトビューネのご紹介。

21:15頃、第2部が始まります!

◆ベートーヴェン 交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」

年末コンサートでよく耳にする〈歓喜の歌〉です。

夜のカーテンも落ちてきて、
暗い中に浮かび上がる舞台が素敵。

鳥のさえずりもますます響き渡り、
オーケストラの演奏に対抗するように力強く鳴いています。
途中、鳥の鳴き声が圧倒した瞬間があり、客席からは思わず笑い声が。
こんな場面も、森の中のコンサートならでは。いいね。

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舞台の大コーラス隊!
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大地から響くような合唱です。
やはり生で聴くと、すごい。

キャンドルを灯す人、花火を持つ人がちらほら。
最高のムードです。
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22:30頃、第2部終了。
毎年アンコールで演奏される、リンケ作の「ベルリンの風」。
ベルリンっ子たちは嬉しそうにみんなで口笛を吹いたり、
口ずさんだり。
改めて、地元に愛されているコンサートだなと感じました。

ちなみにアンコール曲では、ラトル氏は指揮台を離れて打楽器パートへ移動していました。
お茶目っぷりが素敵です。

コンサート終了。
あたりはすっかり暗くなりました。
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人の流れに身を任せ、駅へ向かいます。
混雑を予想していましたが、思ったよりスムーズに駅に行け、電車に乗り込み、
11:30前には市内に戻れました。

素晴らしい体験で、胸いっぱい。
心の洗濯、パワーの充電がしっかりできました。
ベルリンフィルのヴァルトビューネ、大好きなコンサートになりました。