みなさま、おはようございます。
本日2/7、ドイツではカーニバルのハイライト週間が始まります!
11/11に始まり、「灰の水曜日」に終わるカーニバルシーズン。
別名「第5の季節」と呼ばれています。
カーニバルとは、春の到来を祝うお祭り。
通説では、カトリック教会が定めた断食期間(Fastenzeit:復活祭(イースター)の前の46日間)の前に、
肉や乳製品などを思いっきり味わっておこう! という食べ納めの祭りと考えられています。
*"carne vale"=ラテン語で「肉よ、さらば!」の意
ちなみに、カーニバル開始日の11/11は聖マルティンの日。
デュッセルドルフでは、カーニバルの精霊ホッペディッツ(Hoppeditz)が目を覚まし、「第5の季節」の幕開けを知らせるという素敵な伝説があります。
そして本日2/7はハイライト週間の第1日目。
ラインラント地方(ケルンやデュッセルドルフなどのライン川沿岸)では「女性のカーニバル(Weiberfastnacht)」と呼ばれ、女性が市庁舎などの権力の中枢施設へ乗り込み、
主導権を握ることを高らかに宣言!
男性は“権力の象徴”であるネクタイを切られるのでご注意を。
シュヴァーベン地方(シュトゥットガルトやウルムなど)では、この日は伝統的に油を使った料理(揚げパン等)をすることから「脂ぎった木曜日(Schmotziger Donnerstag)」と呼ばれています。