みなさま、おはようございます。
今日はドイツザクセン州の都市Leipzig(ライプツィヒ)の老舗レストラン『Auerbachskeller(アウアーバッハスケラー)』について、豆知識のご紹介。
以前にもブログで紹介したこちらのレストラン。
(以前の記事はこちら)
ゲーテの『ファウスト』を日本語訳した森鴎外の功績をたたえて、
森鴎外の書かれた壁画が飾ってありますが、
この絵の中でいったいどの人が森鴎外?
袴姿の人が森鴎外と思っていましたが、
それでは、前に座っているあと2人の日本人は、いったいどなた?
その答えが分かりました。
一番左の青服姿も実は森鴎外。
その右隣は哲学者・井上哲次郎。
そして袴姿はやはり森鴎外。
なんと、森鴎外は2人うつっているのです。
その理由は・・・
こちらの壁画、袴姿の鴎外が、左の場面を「回想」している様子が描かれているのです。
袴姿の鴎外のまわりにはうっすらと “もや” が。
何かなとは思っていましたが、そういうことだったのね。
言われてみれば、袴姿の鴎外と左の皆様との間には 距離(境界)がありますね。
なるほど!