みなさま、こんばんは。
メルヘン街道も終盤に近づいてきました。
今日はハーメルンの町。
『ハーメルンの笛吹き男』。
聞いたことある方も多いはず。
大量発生したネズミを笛の音色で見事に退治した男に、ハーメルン市民は約束の報酬を支払わず、
怒った男が再び笛の音色で町の子どもたちを連れ去ってしまった。
少しこわいお話。
しかも、もっとこわい事実があるのです。
実は、このお話、実際に起きた1つの事件を元にしていると・・・。
1284年6月26日、この町に住む130人の子どもたちが忽然と姿を消しました。
跡形も無く、突然。
なんだかドラエもんに出てきそうなモチーフ。
『日本誕生』とかにね。
でも、この事件はきちんと史実に載っていますし、実際に子どもたちがいなくなった通りは「舞楽禁制通り」になっています。
事件を思い出すから、この通りでは「笛吹き男」を連想させる 舞楽 は禁止しているよ、と。少しこわい感じのするハーメルンの町ですが、実際は可愛い町。
あちこちでねずみモチーフに出会えます。