白雪姫の童話にある「色」の謎が解けた!(?) | ・

みなさま、こんばんは。

前回ご紹介した「白雪姫」。
ドイツ語では Schneewitchen(Schnee=雪、Witchen=魔女、美しい女性)。

童話にはいろいろなヒロインが存在し、誰もが美しく、素敵な女性。
でもこの白雪姫、他のヒロインたちとは少し違う点があります。

それは、髪の毛の色。
他のヒロインたちはブロンドの輝く髪の毛が多いのに、白雪姫は黒髪。
ナゼダロウ。

白雪姫の童話を紐解いてみよう。
冒頭で、黒檜のいすに腰掛けて雪を見ながら縫い物をしているお妃様。
針で指を刺してしまい、赤い血が3滴、白い雪の上に落ちます。
黒、赤、白。
その3色のコントラストの美しさに感激したお妃様は、
『雪のように白く、血のように赤く、黒檀の木の
ように黒い髪をした子がほしいわ』とつぶやきます。

その願いが叶って誕生した黒髪のお姫様、白雪姫。
だから黒髪なのね、ナルホド!


ちなみに、黒・赤・白の3色。
昔のドイツの国旗(1867年-1871年の北ドイツ連邦時代の国旗)に
この3色を用いた三色旗がありました!

ドイツ国旗と言えば、黒・赤・黄の印象が強いので
初めてこの国旗を見た時は、変な違和感。
$やあ、ドイツ