みなさま、こんにちは。
外はあいにくの雨。
三寒四温を繰り返して、ゆっくりと春の足音が聞こえてきました。
今日はドイツの有名高級磁器マイセンのお話。
白く美しい磁器、白器。
東洋で生まれたこの磁器は17世紀の西洋では憧れの存在でした。
ドイツ・ザクセン公国の王様は、ベトガーという若者に白器を作るように命じます。
ベトガーの職業は、金を作りだす職人。
いわば魔法使いのような錬金術師。
独自の方法で白器を作り出すのに成功します。
西洋磁器の歴史の幕開けです!
つまり、マイセン磁器は西洋磁器の発祥ブランド。
ただの「高級磁器ブランド」ではなく、名実ともに「頂点に君臨する磁器ブランド」なのです!
こちらは友人がもっていたカップ&ソーサー。
おなじみ、青の双剣マークがしっかりと刻印されています。
西洋磁器の王様、かっこいいね!