みなさま、こんにちは。
今日はベルリンのカフェについて。
ベルリンにはたくさんのカフェがあります。
ノスタルジックなカフェ、ポップなカフェ、シックなカフェ、ナチュラルなカフェ、
ガーリーなカフェ、チェーン店のカフェ・・・。
その時の気分や一緒にいる人のイメージにあわせて、今日の素敵時間を過ごしましょう。
ベルリンのカフェについては、有名なドイツ児童文学作家エーリッヒ・ケストナーもたびたび作品に登場させます。
ケストナーの主人公たちは、カフェでまったりしながら、道行く人を観察したりいろいろな考え事をするのです。
1920年代当時、ベルリンのプラーク通り6番地に住んでいたケストナー。
「(プラーク広場の方を眺めながら)手ごろなお話が通りかからないかなあと考えていた」(『エーミールと探偵たち』より、池田香代子さん訳)
ケストナーの世界に浸りたければ、プラーク広場に面したカフェ「Kaffeehäuser und Coffee Shops BagCo」へ。
お店手作りのケーキやマフィンを食べながら、広場をぼんやり眺めれば、さあ、あなたも主人公。
ちなみにこのあたりの地区は1920年代はユダヤ系の作家や学者などが多く住んでいたそうです。
最も有名なのはアルベルト・アインシュタイン。
ケストナーとアインシュタインがご近所さんだったなんて、びっくり。