命のケーキ!?Lebkuchen! | ・

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みなさま、こんにちは。

クリスマスも終わって、年越しへのカウントダウン!
この時期は、「師走」という言葉を実感する、なんだかそわそわ気忙しい日が続きます。
町の雰囲気も、イメージとしてクリスマスまではスキップだったのが、今では競歩。
走るほどではないけれど、ゆっくり歩いていられないような・・・そんな感じ。


さて、今日はドイツのお菓子「Lebkuchen(レープクーヘン)」のご紹介。
クッキーとパウンドケーキのあいのこのようなお菓子。
スパイスとナッツが効いていて、少しくせのある、大人のお菓子。

命を意味するLebenと、ケーキを意味するKuchenでLebkuchen。
もう一説は、ラテン語でパンケーキを意味するLibumとKuchen。
さらにもう一説は、ドイツ語でパンなどの塊を意味するLaibとKuchen。
由来って色々ありますが、これも答えの出てないものは自分の信じるものを。
一番目が素敵。


「ビール法」のように、ドイツにはその品質を保証するユニークな法律がありますが、レープクーヘンにもあるのです。
「食料品および日用品の品質に関する法律(通称:LMBG)」。
この法律の中にレープクーヘンについて定められています。

まず、レープクーヘンには最大で10%の穀粉または7.5%のデンプンを入れなくてはいけないそう。
レープクーヘンの中でも、「高品質ベーカリー製品」とされている「エリーゼンレープクーヘン」は、最低25%のナッツ類を含み、栄養価の高いクーベルチュールを含むそうです。

なんだか色々な規定があって難しいですが、ユニークなものにもきちっと法律で品質を定めるところ、ドイツっぽいなあ。