環境について考える、ドイツ その③ | ・

みなさま、こんにちは。


今日は前々回ちらりと触れてとっておいた「ヴォーバン住宅」についてご紹介。


軍用施設の跡地38haを再開発してつくられた新興住宅地。
1997年から10年の歳月をかけて開発されました。

この住宅の大きな特徴は、「住民が住民の手で作り出した町」であること。


そのコンセプトはこちら。
1、拡大住民参加

2、学びながら進化する都市計画

3、マイカーを極端に減らし、自転車と徒歩交通を推進するカーフリー構想

4、省エネ住宅(パッシブ・ソーラー住宅)

5、コージェネレーション(排熱利用)と地域暖房によるエネルギー供給

6、公園と道路、家庭を結ぶ緑のコンセプト

持続可能な社会をつくるための新しい取り組みが、住民主導で行われているのです。


3に関しては、各家には車庫ではなく駐輪所が設置されています。

6に関しては、家と家の間に庭が設置され、在来種をメインとした植物が植えられています。


なんとなく、ドラちゃんの「雲の王国」を連想してしまう。
あの王国も太陽光と自然エネルギーを利用したところだったね。


実際にドイツにある、こんな素敵な町フライブルク。
不便なところもあると思うけれど、やっぱり「優しい国」だね、ドイツ。


やあ、ドイツ