4トンのシュトレン、1.6メートルのナイフ、576年の伝統。 | ・

みなさま、こんばんは。


今日はドイツのクリスマスマーケットのご紹介。

ドレスデンという町のクリスマスマーケットです。
ここのマーケットはドイツ最古。その始まりは1434年。
日本はなんと室町時代ですよ。


ドレスデンのクリスマスマーケットは別名「シュトリーツェルマルクト」と呼ばれます。
なんでしょう、この言いにくい名前は。


これはクリスマスを象徴するドイツ菓子、シュトレンからきています。
最近では日本でもパン屋さんやお菓子屋さんで売られているシュトレン。
どっしりした生地の中にはレーズンやオレンジピール、シナモンやナツメグなどたっぷりのフルーツと香辛料。
そしてまわりは白いお砂糖でコーティング。
とてもおいしいお菓子です。

このシュトレン、実はドレスデンが発祥の地、そしてその昔、シュトレンは「シュトリーツェル」と呼ばれていたのです。


ドレスデンではシュトレン生誕を祝って、毎年、「シュトレン祭り」が行なわれます。
その時に登場するシュトレンの重さ、なんと4トン!
1.6メートルもある巨大ナイフで人々に切り分けられます。

ワーオ!


やあ、ドイツ