みなさま、こんばんは。
今日はドイツのとある村をご紹介。
ドイツ南部。
アルプスの山々に囲まれた小さな可愛らしい村、ミッテンヴァルト。
ミッテン(Mitten:真ん中)+ヴァルト(Wald:森)。
つまり「森の真ん中」という名前の村です。かわいい!
この村の代名詞となっているものが「ヴァイオリン」。
村のあちこちでヴァイオリンモチーフのものを目にします。
看板だったり、標札だったり、ウインドウの装飾だったり・・・。
それもそのはず、この村はヴァイオリンの故郷として知られているのです!
かの有名なイタリアのヴァイオリン職人ストラディバリ。
彼と修行を共にしたヴァイオリン職人マティアス・クロッツ。
クロッツのヴァイオリン、あのモーツァルトも愛用していたらしい!
すごいね、クロッツ。
1858年、クロッツはこの村にヴァイオリン製作学校をつくりました。
それ以来、ミッテンヴァルトには世界中からヴァイオリン製作を学ぶ為に多くの人たちが集まってくるのです。
たくさんの職人さんが一つ一つ心を込めてヴェイオリンを作り上げていきます。
すごく小さくてマイナーな村。
でも、そんな小さな村にも伝統は息づいているのです。
ヴァイオリン職人といえば・・・『耳をすませば』!
ヴァイオリン職人になるために聖司くんはイタリアへ旅立ちます。
同じようにこの小さな村に旅立つ人も・・・みなさま、アデュー!