みなさま、こんばんは。
前回、「職人」ということばを出しましたが、今回はドイツの職人制度についてご紹介。
ドイツの職人制度は11世紀から現代まで続く制度。
それは大きく3段階に分かれています。
1:「徒弟」期間(Lehrlingレーレリング、もしくはAuszubildendアウスズービルデンド(略してAzubiアツビ))
・期間は通常3年間。そのうちの7割5分を工房、2割5分を学校での理論勉強、残り5分を学校での実技に費やして
こつこつと技術を身につけていきます。
3年の修行を経て、職人になるための試験「Geselleゲゼレ」を受験。
・これは理論、実技、そしてGesellestueckゲゼレシュトゥック(略してGS)という「卒業制作」のようなものの総合判断で合否が決まります。このGS、例えばパン職人になりたければ新種のパンを、靴職人になりたければ新しい靴を、家具職人になりたければオリジナルの家具を、煙突掃除職人(ドイツらしい!)になりたければ新しい煙突掃除(方法など)を制作するのです!
Geselleに合格したら・・・!
この次の段階はまた次回。