みなさま、こんばんは。
今日はドイツのあるワイングラスをご紹介。
こちらはドイツの古都ニュルンベルクに売られていたワイングラス。
グラスの足のところ、なにかぼこぼこしています。
ただの装飾かなと思いきや、実はコレ、「合理的」といわれるドイツならではの仕掛け。
ソーセージや肉!など、油っぽい、がつんとした食事を食べるドイツ人。
ソーセージや骨付きのお肉なんかは、手づかみで頂く場合もあります。
そんなとき、指先は油でぎとぎと。
グラスを持っても、油でつるつる。
そこで、持ち手の足のところをぼこぼこさせて、すべり止め!
たしかに、これで頂くと、手がどんなにぬるぬるしていても滑らずにグラスをもてます。
ドイツの特に南の方で伝統的に使われるこのワイングラス。
ちなみにこの写真は緑色のグラスですが、これはモーゼルワイン用。
茶色のものはラインワイン用。
こんな風にワインの種類によってもグラスを使い分けるのだそうです。
お肉料理を食べながら、ワインで乾杯。