そろそろ年貢の納め時… | 膵臓癌と闘うおはぎときなこのブログ  絶対3%に入ってやる!

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39歳で膵臓癌と告知されたおはぎとその親友きなこのブログです。
2人とも看護師ですが、おはぎは患者さんの立場になり、きなこはその家族のような立場になりたくさんのことを学びながら日々格闘しております。
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みなさん、こんばんは。

 

久しぶりに前回自分が書いたブログを見て、そういえば熱が出たこと医師に報告するの忘れてたなぁ〜って気づいたんですけど、まぁいっかって感じになっているおはぎです。(苦笑)

 

 

さて、久しぶりのブログなので何から書いていいものやら、といった感じなのですが…

 

 

変化があったことを書こうと思います。

 

 

まず現在内服しているPARP阻害剤(パープそがいざい)である「リムパーザ」

 

今年の1月から開始しているので約7ヶ月が経過しました。

 

その後の腫瘍マーカーの動き

 

(わかりやすく変化のあったCA-125だけ書きます)

 

 

CA-125(基準値26.9以下)

 

1月 34.3 ↑

 

2月 49.2 ↑

 

3月 68.3 ↑

 

4月 71.5 ↑

 

5月 95.4 ↑

 

6月 128.5 ↑

 

7月 137.2 ↑

 

と、上がり続けていました。

 

 

去年までやっていた点滴の抗がん剤とは違って内服(飲み薬)であるリムパーザは骨髄抑制(白血球・赤血球・血小板)や軽い吐き気はあったものの(吐き気止めで抑えられていた)、日常生活に影響するほどの強い副作用はなく、穏やかに過ごせていました。

 

腫瘍マーカーが上昇し続けているものの、痛みや出血などの症状はなく、3ヶ月に1回行っているCTでも大きな変化はなかったので、治療を変更することなく様子を見ていました。

 

そこへきて突然の母の白血病で入院ということもあり、できればこのまま内服で持ちこたえられるならそのほうがいいと思っていました。(自分がある程度動ける体力が維持できるため)

 

 

が…

 

 

6月27日(木)にCTを撮っていたその結果

 

膵臓の癌は変化なし(大きくも小さくもなっていない)

 

鼠蹊部【そけいぶ】(足の付け根のコマネチ!ってやる辺りのこと)のリンパ節やや増大

 

これはずっと前から大きくなったり小さくなったりを繰り返していて、大きくなってくると鼠蹊部(そけいぶ)にポッコリと触れるものがあり、痛みを伴うことがあります。

 

実際、最近痛みを感じることがちょくちょくあったので大きくなってるんだろうなぁという想像はしていました。

 

そしてもう1カ所。

 

体の中心あたりに大動脈という太い血管があるのですが、その近くのリンパ節が増大。

 

 

 

やはり腫瘍マーカーが上がり続けていることから想像できたように、卵巣癌の再発が進んでいるようです…。

 

 

 

このCTの結果は、内科(膵臓)の診察を受けた時に聞かされていて、今後の治療に関しては婦人科の医師と相談してください、と言われていました。

 

 

いつもなら内科と婦人科は同じ日に診察してもらえるようにしていたのですが、今回はたまたま医師の都合上1週間ずれていたので、このCTの結果を聞いてから婦人科の診察まで1週間という時間がありました。

 

 

 

 

 

母は今白血病の治療で3回目の抗がん剤治療中で入院しています。

 

おそらく1ヶ月以上入院することになると思います。

 

欲を言えばこのままリムパーザの内服で治療を続けて、母の病院に行ける体調でいたい…。

 

でも母は私の病気や体調を心配していて、腫瘍マーカーが上がり続けていることも知っていたので「私のことはいいから点滴(抗がん剤)やったほうがいいんじゃない?」と言ってくれていました。

 

自分でも、いつまでもリムパーザを飲み続けるだけでいいとは思ってはいませんでした。

 

もう観念する時がきたようです…。

 

(タイトルにあるようにいわゆる年貢の納め時です)

 

冷静に自分の体の癌の進行状態を考えると、やはり点滴の抗がん剤に戻す時がきたのだと考えられるようになりました。

 

長年点滴での抗がん剤治療をやり続けたことでずいぶん体が酷使されてきたところ、リムパーザの内服で治療をする期間があることで少し体力の回復にもなったと思っていますし、何より自分のやりたいことができる時間が作れたと思っています。

 

これはきなこも同じ考えでした。

 

 

そして先週7月12日(金)に婦人科の受診をしました。

 

婦人科の医師は母の白血病のことも知っているので、「もう少しこのままリムパーザの内服で様子を見てもいいですよ」と言ってくれたのですが、私の気持ちはもう固まっていたのでまた点滴(抗がん剤)に戻してもらっていいです、と自分の意思を伝えました。

 

そしてリムパーザの内服はこの日で終了となり、骨髄抑制なども考慮し少し休息期間を設け、次回は8月2日(金)に点滴の抗がん剤治療を再開することになりました。

 

 

前回はTC療法+アバスチンの治療をしていましたが、次回からは3剤あるうちの1剤を変えてするようです。

 

 

あぁ、またあの抗がん剤の後の苦しみがあるかと思うと少しぞっとしますが、命には変えられません…。

 

 

すい臓がんの末期でもう長くないと覚悟したあの時から6年9ヶ月、奇跡的にここまで生かしてもらったこの命、これからも癌と共存しながら生きていたいと思います。

 

 

 

 

 

 

では恒例の内容とは関係のない写真です。

 

今住んでいるきなこ家の前には小さな川が流れています。

 

ところが先日たくさん雨が降ったためでしょうか…

 

なんと川の護岸が崩れました。(大汗)

 

 

写真ではちょっとわかりにくかもしれませんが…

 

こんな感じの浅い小さな川です。

 

 

崩れていない川の側面はこんな感じになっています。

 

このコンクリート部分が崩れ川に倒れ込み、もう少しで川の流れがせき止められそうなぐらいのところまできています。

 

これは家の反対側の護岸にまわって撮った写真です。

崩れたコンクリートの上の草の部分は土なのでがけ崩れのようになっていると思われます。(ブルーシートで覆われてるので見えませんが)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは家の前の道路から川を覗き込んだ様子です。

対岸のコンクリートと崩れたコンクリートの隙間がわずかにあり、なんとか水の流れが確保されています。

 

 

 

家のまえの道路はこんな感じで三角コーンが並び、ガードレールの下には土嚢が積まれています。

 

 

崩れたのは確か6月30日(日)ですが、やっと明日から工事が始まるようです。

 

早く安全が確保されますように…。

 

 

 

 

 

 

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