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39歳で膵臓癌と告知されたおはぎとその親友きなこのブログです。
2人とも看護師ですが、おはぎは患者さんの立場になり、きなこはその家族のような立場になりたくさんのことを学びながら日々格闘しております。
きまぐれ闘病記ですがお気軽にご覧下さい。

復活しました。おはぎです。

皆さん、こんばんは。


私が副作用に苦しめられている中、励ましのコメントや、きなこの落ち込みに対しても、温かいお言葉をたくさんいただき、ありがとうございました。


今回の副作用は…

吐き気は相変わらず強かったのですが、水分は1日数口はとれる程度でした。

そんな日が1週間近く続き、今までの往診医をやめ、まだ次の手続きをしていないため、脱水予防用の点滴がわずかしか残っていないため、多分脱水状態が長く続いてしまったように思います。

さすがに1週間近く続き、飲まず食わずなので、腕や足がシワシワになりました…。

そして吐き気が軽くなってきても、脱水状態のためか、ハンパのないだるさが長く続きました。

食欲が戻りつつあっても、だるくてなかなか起きられない時間が長くなってしまいました。


今日はもうだいぶ元気になっていますので、もう大丈夫だと思います。


次の治療の予定は本来なら12月25日(金)だったのですが、医師の都合で24日(木)になってしまいました。

そうです、クリスマスイブです。

もう、今年はクリスマスはあきらめます。(ケーキやチキンなど)

そして、きっと副作用から脱出できる期間を予測すると、お正月もないでしょう…。(おせち料理)

あ、ということは誕生日もないなぁ…。(何が?)


まぁ、ガンと闘っているいじょうは仕方ありませんね。

こんな年があっても…。




さて、私が副作用で寝込んでいる間に、先日看護学校でさせていただいた講演会のアンケート(感想)が、郵送されてきました。
{D0FCE26D-D36A-47B9-82F8-495C71058DA4:01}


先生達からのお礼のお手紙と、看護学生さん約120人分の感想です。

皆さんA4の用紙にビッシリといろんな思いを書いてくださって、本当に感激してしまいました。

きなこと2人で、全員の思いを1文字ものがすことなく真剣に読ませていただきました。


紙面上の文字を読むだけのことなのに、こんなに重く、体力のいる作業なのかと、思ってしまうほど皆さんの気持ちがひしひしと伝わってきて…。

なんといっていいものやら、不器用な私のボキャブラリーでは表現ができません…。


「今時の子は…」なんて、いつの時代も言われてしまうものですが、私は今の学生さんの真剣な眼差し、そして思いに深く感銘しました。

具体的な内容は書けませんが、本当に志が高く、素直に悩んでいることや、私の講演を聞いたあと実習での自分の様子を振り返り、もっとあぁしたらよかったとか、これから看護師になれたら今日の講演会のこと絶対忘れません、って書いてくれた人もいました。

自分の親がガンで…、とかおじいちゃん、おばあちゃんがガンでという人も結構多くて、皆さんいろんな思いの中で、いろんなことを感じ取っていただけたようです。

学年によって、まだ実習もはじまったばかりの人もいれば、ほとんどの実習を終えようとして、国家試験に向けて頑張っている学年がいるので、その学年ごとにまた感想の内容が違っていて、自分の学生時代の頃も思い起こされました。


私が学生の頃はもっと不真面目だったように思います。(おぃ)

先生方もきっと手を焼いていたと、今になって深く反省しています。


今回の講演会のを開催するにあたっても、会の運営も学生さんが中心になって行ってくれていて、本当に心のこもった素晴らしいものでした。


講演のお話をいただいたときは、ちょっと躊躇していたのですが、今回このような素晴らしい機会を与えていただいて、そして病気になった自分の思いを伝えさせてもらえて…

今でも正直看護師として働きたい気持ちがありますが、こうして自分の思いを未来の看護師に伝え、私の思いがこれからの看護として引き継いでいってもらえたら…

こんなに素晴らしいことはありません!!!


これも今の私にできる役割の一つなんだと思えたら、本当に幸せな気持ちになりました。


本当に心から言いたい「ありがとうございます」と。



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