今日はきなこが仕事が休みで家にいました。
私は抗ガン剤の副作用から復活したと思ったら、早速ねむねむ期がきてしまったかもしれません。
時期的に白血球が下がっているんでしょうね。
きなこに起こされたら、もうお昼の2時でした。
もういい加減に起きないと、寝てばっかじゃダメだよ!と。
きなこがいなかったら何時まで寝ていたことでしょう…。
さて、本日のタイトルの「減量」ですが…。
フェントステープ(医療用麻薬)のことです。
卵巣の手術をするまでは「4mg」で、痛みのコントロールができている状態でした。
たまーに、レスキューのオキノーム(10mg)を飲むこともありましたが、週に1回程度だったのではないかと思います。
痛みを感じていたのも主に右の下腹部であったため、自分では大きくなっていた卵巣が原因だと考えていました。
今回、卵巣摘出術をうけ、主な痛みの原因であるものがなくなったので、痛み止めの量を減らすことができるのではないかと考えました。
きなこもブログで書いてくれていましたが、先日の受診の時、医師と相談し、フェントステープを減量することにしました。
(11月6日)抗ガン剤投与日です。
「4mg」から「3mg」に減らしました。
抗ガン剤投与後は体の状態が通常とは違うので判断しにくいですが、膵臓付近(上腹部)やら下腹部やらと時々痛みがあったのと、身の置き所のない体がじっとしていられない感じなどがあり、何度かオキノームを飲みました。
記憶があまりないので回数は覚えていません。(苦笑)
その後、食事はとれませんでしたが、抗ガン剤を排出させたほうがいいので、下剤を飲みました。
抗ガン剤の多くは、尿から排出するものが多い(はず)のですが、現在私が行っているフォルフィリ療法では、カンプト(イリノテカン)という薬剤を使っており、このカンプトは便から排泄されるタイプの薬剤です。
そのため便秘がひどい人には使えない薬剤なのです。
今までであれば、なるべく早く薬剤を体から出そうと(とどめすぎない)水分補給に気をつけていればよかったのですが、(私の場合はしばらく水分が飲めなくなってしまうので点滴で補充)今は、便秘にも気をつけなければいけません。
水分をとって、尿として薬剤を早く体から出すだけでなく、便も早く出すよう気をつけています。
膵臓癌の標準治療の場合だと、フォルフィリノックス療法をされている方にも入っています。
膵臓癌の方は下痢をする方のほうは多いので、あまり気にすることもないかと思いますが…。
私の場合は、便秘になりやすいので、抗ガン剤後3日目ぐらいで、きなこが下剤(液体)飲ませてくれていました。(今回はかろうじて水分がとれていた)
本来ならもう少し早めに飲んでおくのが理想的なのですが、抗ガン剤の副作用がピークな時期に下痢が加わるかと思うと、なかなか飲めません。
その後、1日では便が出ず(食べてないし、動いてもいないから)2日続けて飲みました。
その次の日は激痛がやってきて、便が出ました。
しばらく痛みが続き辛かったことを覚えています。
そのためオキノームも何度も飲みました。
話がちょっとそれてしまいましたが、フェントステープの減量の話に戻ります。
そんなこんなで、一時はいろんな痛みがありましたが、今は夕食後に少し上腹部が痛みます。
しばらくするとおさまります。
リパクレオンを飲んでいるおかげなのかもしれません。
あとは排便前後の痛みですね。
それ以外に痛みを感じることは、ほとんどありません。
ということで、現段階ではフェントステープ3mhにして、痛みのコントロールはできていると考えています。
排便前後の痛みは今まででもありましたし、夕食後の痛みはちょっと気になりますが我慢はできる程度なので。
まだまだこれからも減量できるかは、未知の世界です。
これまた楽しみでもあるような、最近は感じていなかった膵臓の痛みがまた出てくるんじゃないかという不安があるような、微妙な心境です。
追記
今回のカンプト(イリノテカン)は便から排泄されるという知識は、私が通っている病院の看護師のKさんから教えていただきました。
化学療法室の看護師さんでも、なかなかこういう知識を持って教えて下さる方はいません。
私は抗ガン剤は全て尿から排出されると思い込んでいたので、目からウロコでした。
Kさん、ありがとうございます。(おそっ)
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