入院二日目になりました。
今日は手術前の下剤がありました。
普段から下剤を飲まなくても蠕動痛(腸が動くときの痛み)があり、便が出る前は下腹部の痛みでかなり辛い時があります。
そのため下剤を飲まなければいけないことが、とても憂鬱で心配でした。
今日は朝10時にマグコロールという液体の下剤を飲み始めました。
コップに1杯半から2杯分くらいの量だったと思います。
チョビチョビと少しづつ飲み始めたのですが、すぐにお腹がグルグル鳴り始めました。
お昼ご飯を食べる前までには飲みきった方がいいとのことで、チョビチョビではあまり減らないので、お昼ご飯の時間が近づいた頃には、思い切ってほぼ一気に飲み干しました。
お腹の痛みが出始めましたが、なんとか我慢できるぐらいでした。
下剤を全部飲んでも、お腹がかなりグルグル鳴るばかりで、なかなかでませんでした。
きなこも心配して(下剤によってくる強い痛み)午前中から病院に来てくれました。
ベッドで横になっていると、睡魔に襲われついウトウトしてしまい、きなこに怒られる始末。
起きるとなんだか汗びっしょりで、お腹は相変わらずグルグル鳴るばかり。
痛みものたうちまわるほどではないですが、なんとか耐えられました。
排便を促すためにも水分をとって、散歩をしました。
看護師さんも何度か、便が出たかどうかの確認に来てくれましたがなかなか良い報告ができません。
夕方になりまだ出ないので、今日出なかったら別の錠剤の下剤を、寝る前に追加で飲んでもらわないといけなくなるかもしれないと、言われました。
なんとかそれはま逃れようと、もう一度散歩に行きました。
病院の1番上の階までエレベーターで行き、屋上に出られるという噂があったので、さらに階段で上を目指しましたが、「職員以外立ち入り禁止」の貼り紙があり、屋上には出られませんでした。(残念)
あきらめて病室に戻るか、1階の辺りを散歩しようかと階段を降りていると突然きました!
便意がきたんです。
自分の入院している階までは間に合いそうもなかったので、途中の階にあるトイレに駆け込みました。
大量に出ました。
痛みが最高潮に強くなる前に出てくれました。
病棟に戻り、今日の担当の看護師さんにすぐに報告すると、喜んでナースステーションから飛び出てきてくれました。(笑)
明日は今日と同じ下剤にプラスして、ラキソベロンという、一見目薬ではないかという感じの入れ物に入った下剤が1本追加されます。
これは普段私が便秘になって、マグミットの錠剤(下剤ではなく整腸剤)を飲んだだけでは出ないときに飲むのですが(ラキソベロン)それでも15滴ぐらいで充分効きます。
それを1本まるまる追加されるなんて、どうなっちゃうんでしょうかね…。
仕方がないですよね…。
痛みがなんとか少なくて済むことだけを祈ります。
そしてトイレに間に合わない、なんてこともないようにしたいです。
一応オムツは持ってきてますが…。
食事は今日も低残渣食で5分粥になりました。
朝
相変わらずお粥に味がなくて(当たり前ですが)なかなか食べられません。
明日は3分粥です。
今日、窓側のベッドの方が1人手術に行かれたので、ベッドが1つ空いたのですが、手術まであと2日だし、少しでもトイレが近い方がいいので、とりあえずベッド移動はせずにいきたいと思います。
私と同じ廊下側のベッドの方は、私と同じ日に入院されて、私と同じ日に手術だそうです。
年齢は私の母親と同じくらいの方で、お産以外の入院は初めてで、もちろん手術も初めてなんだそうです。
とても不安だと思うのですが、面白くて、明るくて、私は随分と元気を分けてもらっています。
さてさて、最後に今日も恒例の(いつから?)夕焼けです。
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