
前回の診察の時に腰の痛みについて先生に相談したところ、緩和ケア認定看護師のNさんが一緒に相談にのってくださいました。
以前から優しい笑顔の看護師さんだなぁて思っていたけど、あまり話す機会はなかったんです。
今回の診察では、おはぎが診察室に入ると暫くして来て下さり、痛みの評価を一緒にしてくださいました。
オキシコンチンからフェントステープに変更し、今回はフェントステープの増量。
2mgに増量して1週間。あまり痛みのコントロールは出来ていない感じがします。
まだ増量して1週間なので、もう暫く様子を見てみたいと言ったので、レスキューをオキノーム2.5mgから5mgに増量して、使って見て欲しいとアドバイスをもらいました。
そこで診察は終了し、診察室を出る時に「我慢しすぎないでね」と声をかけて下さいました。
そこで診察は終了し、診察室を出る時に「我慢しすぎないでね」と声をかけて下さいました。
化学療法センターに入ってベットの準備をしていたら、Nさんが見えて、「これから痛みについてのコントロールだったり、辛い事とか色々サポートさせて下さいね。そこで、緩和ケアチームとして関わらせていただきたいので、カルテの閲覧だったり個人情報に関わる事が色々あるので、緩和ケアチームが関わる事に同意して頂きたくて、同意書にサインをいただけますか?」と。
その同意書がこちら↓
「患者になりきって下さいね」という主治医の言葉がありましたが、中々なりきる事が出来ません。
こんな事聞いていいのかな?とか次の人待ってるから、早く診察終わらせなくちゃとか...
看護師の仕事も分かってるから、忙しそうだね...とか、私達に時間割くより、他の患者さんのために時間使ってもらったほうがいいよね...って遠慮ばかりしてきました。
そんな気持ちを分かってか、Nさんは、「私達はおはぎさんの力にならせていただきたい。私の持っている知識を最大限使わせて下さい。私だけでは力不足だったら、疼痛認定看護師や緩和ケアの担当医師に手伝わせて下さい。おはぎさんのお手伝い精一杯させて欲しいです」と。
嬉しかったです。
Nさんは私達が知りたい情報を端的に伝えてくれます。
本当に助かりました。
フェントステープはオキシコンチンに比べたら、少し効きが弱いと感じる人が多いそうです。
しかも24時間血中濃度を一定に保てているはずなのに、毎日同じ時間に痛みを感じる事があるそうで、効果の切れ目があるように感じている人も多いらしいです。おはぎの場合も毎日夕方に腰の鈍痛が出てきます。
オキノームを早めに内服するなど、工夫して痛みを感じる時間が少なくなるようにとアドバイスを頂きました。あまり痛みを感じるようならば、おはぎにはフェントステープが向かないと思うので、ベースとなる薬剤の変更を今後考慮する事になりました。
オキシコンチンが抗がん剤治療中にも飲めそうならば戻すか、新しく出たタペンタという薬剤に変更してみるかとの提案。
とにかく痛みを感じる事なく、日々過ごせる事を目標に色々試してみようと思います。
もっと薬剤はたくさんあるのですが、変更するのに入院してモニタリングする必要があるの薬もあって、おはぎは入院は希望しないので、今は使えないので、入院せずに使える薬を考える予定です。
緩和ケアは最後の砦ではなく、癌がわかった時から始まっています。わかっていてもなぜか壁があるように思います。
でも、知識の泉であるスタッフが多いので、その知識を利用するだけでもいいのかなと思います。
私達がそうであったように、心がスッと楽になる事もあると思います。
私もこの先緩和ケア認定看護師の資格を取ろうと決意しました。おはぎもどんなに苦しくても頑張っています。勉強は大変だけど、私も新たな目標に向かって頑張ろうと思います。
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