経過16 | 膵臓癌と闘うおはぎときなこのブログ  絶対3%に入ってやる!

膵臓癌と闘うおはぎときなこのブログ  絶対3%に入ってやる!

39歳で膵臓癌と告知されたおはぎとその親友きなこのブログです。
2人とも看護師ですが、おはぎは患者さんの立場になり、きなこはその家族のような立場になりたくさんのことを学びながら日々格闘しております。
きまぐれ闘病記ですがお気軽にご覧下さい。

2014年3月4日

2クール目のmFOLFOX6(フォルフォックス)投与です。

今日からは外来(化学療法センター)での治療です。

診察の1時間前に採血を終え、採血の結果が出てから診察を受け、採血結果が問題なければ、治療ができます。

白血球、好中球の値も問題なく、ひどい副作用もみられないため医師が抗癌剤治療はできます、と判断されました。

少し脱毛が気になり始めました。

腫瘍マーカーは

CA19-9 : 135.9(正常値37.0以下)前回よりー9.2
CEA : 4.1(正常値5.0以下)前回より+1.2


1回目と同様、まずは吐き気止めのステロイド。
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次に、ロイコボリン(レボホリナート)とオキサリプラチン(エルプラット)を同時に、2時間かけて。
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次にフルオロウラシル(5-Fu)を高速注入し。
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最後に持ち帰る5-Fuに繋ぎかえます。
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これをケースに入れ、首からぶら下げて帰ります。(筒の中の左側に見える風船状のゴム(シリコン?)の中に薬液(5-Fu)が入ってます。

中の風船が徐々に小さくなることで薬液が体に入り、なくなるまでに大体48時間かかります。

終了したら、きなこに針(CVポートに刺さっている)を抜いてもらいます。


1回目より副作用が強く、外来で投与する分の抗癌剤はお昼頃終わって帰宅するのですが、夕方頃から吐き気が強くなってきました。

昼食は食べられるのですが、夕食以降は全くたべられませんでした。

その後数日は、水分は少し飲めるのですが、食事は食べられず、薬はゼリーで流し込む感じでした。

倦怠感(体のだるさ)も強く、起きられませんでした。

脱毛がひどくなり、髪の毛を洗うとゴッソリ抜けていました。



2014年3月18日(2週間後)

フォルフォックスの抗癌剤投与後、1週間から10日後から白血球が減少する副作用がありますが、この日は抗癌剤が投与できないほどの減少はなく、予定通り治療が行われました。

3クール目のmFOLFOX6(フォルフォックス

吐き気の副作用は、外来分の抗癌剤投与後、5時間ぐらい経つと出てきました。同時に強い倦怠感もありました。

一度吐き気が強くなると2,3日は治りませんでした。倦怠感はそれ以上に続き、なかなかベッドから起き上がることはできませんでした。

もちろん食事は一切とれず(2,3日)薬を飲むためのゼリーを少し食べ、無理やり水分も少し飲んでいました。

ひどい下痢はありませんでした。

脱毛も続いており、枕やベッドにもたくさん毛がつくようになってきました。

寒冷刺激(冷たいものを触ると)手がしびれるようになってきました。これは、4,5日続きました。



2014年4月1日(2週間後)

白血球・好中球の減少は治療ができる範囲内で、予定通り治療が行われました。

4クール目のmFOLFOX6(フォルフォックス

腫瘍マーカーは

CA19-9 : 68.0(正常値37.0以下)前回よりー67.9
CEA : 6.7(正常値5.0以下)前回より+2.6

副作用は、大体前回と同様でしたが、少しずつ吐き気が出現する時間が早くなり、期間が長くなってきている印象でした。



2014年4月22日(3週間後)

白血球・好中球の明らかな現象があり(白血球の中の好中球のパーセンテージで判断されます)1週間治療が延期されました。正直なところ辛い治療が1週間後になったことでほっとしました。

5クール目のmFOLFOX6(フォルフォックス

副作用は徐々に強くなり、2,3日は寝たきり状態で、トイレに起きるのもきなこに起こしてもらうほどでした。


2014年5月20日(4週間後)

白血球・好中球の戻りが悪くなってきたので、3週間ごとの治療にしましょう。ということになっていたのですが、今回は3週目でも白血球・好中球が少なく、1週間延期して、4週後の治療となりました。

6クール目のmFOLFOX6(フォルフォックス

腫瘍マーカーは

CA19-9 : 42.3(正常値37.0以下)前回よりー25.7
CEA : 7.6(正常値5.0以下)前回より+0.9

腫瘍マーカーが少しづつ下がっていて、薬が効いている印象で、この結果があるから頑張れました。
この頃までは、外来分の治療が終わって、家に帰るまでは吐き気が出なかったので、きなこと一緒にランチを食べて(最後の晩餐?)から帰っていました。



2014年6月10日(3週間後)

7クール目のmFOLFOX6(フォルフォックス

腫瘍マーカーは

CA19-9 : 40.8(正常値37.0以下)前回よりー1.5
CEA : 7.7(正常値5.0以下)前回より+0.1

副作用は、回を重ねるごとにひどくなっていきました。

冷たいものを飲むと、舌先もしびれるようになってきました。

このことを医師に伝えましたが、舌先は末梢神経じゃないからしびれはでないはずだけどなぁ?と、言われたので、この後からはあえて言わないことにしました。



そして、脱毛による薄毛が限界?に近づいてきたので坊主にする決意で(笑)通い慣れた美容院に行きました。

担当の美容師さんは(女性)、私と同い年で気軽に何でも話せる関係で、以前から私の病気については話をしていました。

私の脱毛のことを気づかって、育毛剤や髪にいいといわれるオイル(?)などのサンプルをくれたりしました。

私が、「もう髪の毛が限界だから今日は坊主にしちゃおうかなぁー、と思って」というと、美容師さんは、「まだいいんじゃない?」とベーリーショートにすることになりました。

こちらがビフォー。薄毛になると髪の乱れが目立ちます。
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整えてもこんな感じに薄いです。
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そしてアフター。
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アシンメトリーな髪型なので、右側の髪の薄さが目立ちますね。

でも、全然きにしません。(というか気にしないようにしてます)

しかも、(写真ではわかりませんが)左の前髪は一部長くなっていて垂れる感じになっています。

これ結構気に入ってて、きなこがその一部の長い前髪に触ろうとすると、私は「触らないで」と言って、こだわりの前髪が触ることで抜けないように守っていました。(笑)

しかも、美容師さんが私物として使っていたウィッグをプレゼントしてくれたのです。(喜)
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抗癌剤治療はまだまだ続きますが一旦切ります。


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