安心して、過ごせる日々が、もう戻ってくることはない、
を、ネガティブに捉えるのではなく、
そもそも、自然のバイオリズムとは、常に揺らぎ、常に変化し続けている。
その変化を、人類が、物質的な、固定された、安定をつくりあげてきたわけで、
それが、悪いわけでも、もっと言うと、良いわけでもない。
馬淵さんが言っている、
安心した日々が過ごせる日々が、戻ってこない、とは、
そもそも、我々が持つ、自然さを、取り戻すために、必要不可欠なこと。
そして、大丈夫なのだ。
そもそも、私たち、人類には、
自分の内側に持って生まれた力を養えば、
自分で自分を生かす力を持っている。
ひとりひとりが自立することができる、可能性を持っている。
可能性、です。
だから、持っているんだ!じゃなくて、その可能性を育てないといけない。
それが、ヨガだ。
ヨガ以外にもそのようなメソッドはある。
が、私が知っている限り、
ヨガほど、自分を生きる力、
を、養う、すべてが詰まったメソッドはないのでは、と思う。
自分で自分を生きる力、
自分の内側にあるエネルギーを呼び起こす。
そして、育てる。
今、大事なのは、
昔に戻ろうとか、回復させようとか、
んなこと言っている場合じゃないよ。
変わらないといけない。
けれど、安心してほしい。
知らないだけなのだ、私たちは。
そもそも、一人一人が生まれ持つ力のすばらしさを。
そこを圧して、魂死んだように生きる、安定の時代が終わるのだ。
これから始まるのは、苦しい時代じゃない。
安心安全、楽しい、心地よい、ロジック、ポジティブ、に偏った、
物質的なシステムや思想に、偏っていたことを、思い出し、
実は、その反対側に、すべてがあったということを、
思い出せるのだ。
あべこべのくに、は真実なんだよ。