ドキドキが止まらない!
病室に到着するや否や、点滴がはじまりました。
リトドリン塩酸塩静注液50mgを2アンプル(2本)
ブドウ糖入りの輸液に混ぜたものを24時間点滴し続けます。
まずは最低量の20ml/h(1時間に20ml体に入れていく)からスタートし、
経過をみて流量(時間あたりに体の中に薬を入れる量)
を増やしていくかを検討するようです。
これが1アンプル(1本)
この点滴を始めてから、ソッコー副作用が出始めました。
まずは動悸。
ドクドクドクドクと強く脈打つ音が聞こてきそうなくらい、
心臓が激しく動いているのがわかりました。
「この薬、どんだけ強いんだ!?…」と心配になってきました。
そして、次に始まったのは震え。
とくに手の震えが顕著で、
文字を書こうとしても震えてなかなか字が書けなくて、
腕にめちゃ力を入れてなんとか書いていました。
(病院に出す書類の文字がすごいことに。w)
手の震えと共に、
体が熱くなってきてじんわり汗も出てきました。
とにかく暑い。病室の気温も高めなのでサウナにいる感覚でした。
そして、これも副作用なのかわかりませんが、
頭痛と顔面痛も同時に始まりました。
頭痛は頭全体にズキズキ響く感じ。
顔面痛は特に目の周りと頬骨に打撲のような痛みが…。
これが病気だったら相当つらかったなと思います。
でもベビーのためだと思うと、
つらさよりも『やるぞーー!!』という
やる気(闘志!?)の方が優って、
ネガティブな感情にはならなくて。
メンタルは意外にも安定していました。
しかしカラダは正直なので
最初の3日間がとにかくしんどい。
点滴をスタートして1時間後くらいには頻回の張りは落ち着き、
点滴の効果を感じたのですが、
なんせ副作用が強い。。
これまではリトドリン塩酸塩5mgの内服錠を時折飲んでいましたが
副作用の自覚症状は全くなかったので
こんなに違うものなのか。。。と
点滴の威力を実感。
お腹の張りが落ち着いていたと思ったら、
夜になってまた頻回の張りが再発。
夜中の1時半すぎにナースコールをして再びNSTをとりました。
「うーん、張ってるね。点滴上げよっか」
ということで2日目の未明に
早くも20ml/hから25ml/hに増量して
再び様子をみることになりました。
増量したら張りは落ち着いて
ようやくうとうと眠ることができたのですが、
結局5時すぎにまた目覚めちゃって。
そんなこんなで初日の睡眠時間はトータル4時間くらいでした。
朝起きたときはそんなに眠気は感じなかったのですが、
案の定、翌日のお昼すぎに強烈な睡魔が襲ってきて
起きていられなくなりましたzZZ
そんな感じで夜中に張りがおき、
1〜2時間毎に目覚めるという日が3日間つづきました。
このペースで量を増やしていくことへの懸念より、
2日目からはセパミットという内服も飲み始めました。
セパミットR10
本来は降圧剤(血圧を下げる薬)として処方されるのですが
子宮をゆるませるはたらきもあり、
リトドリンと併用することがあるようです。
セパミットによる副作用の増幅はなかったのですが、
リトドリンの副作用は変わらず。
動悸・手の震え、体の火照り、頭痛はおさまりません。。。
アイスノンを借りられたのでなんとか眠ることができたけれど、
これがなかったら茹でダコ状態でした🐙(汗)
7日目でようやく安定!?
4日目
入院して初めて夜中の張りが起きずに眠ることができました。
その後2日間はときどきじんわり張るくらいで経過したので、
お!!もしや状態安定してきた!?
と喜んだのも束の間。。
6日目に再び頻回の張りが起き、
その翌日も張りが治らずでどんどん点滴の注量が増えていき…
結局ブドウ糖輸液にリトドリン静注50mgを
4アンプル(4本)入れたものを22ml/h
で点滴するところまでいきました。
つまり、2アンプル(2本)換算だと44ml/h。
医師によるとMAXで2アンプル60ml/h
とのことなので、
MAX近いところまでいっちゃったなーーという感じです。
4アンプル(4本)を1時間に22ml流します
輸液に入れる薬の量入院時の2倍以上になって、
ようやく頻回の張りがおさまりました
ちなみに2アンプルのままにしなかったのは、
1時間あたりの流量を増やしてしまうと
お手洗いが近くなってしまうからとのこと
そうそう、お手洗いも厄介で、、
その前後に必ず張りが起きます。
もよおしたら我慢しないことが大事だし、
回数もあまり多くしたくないところ。
ただでさえ普段から頻尿気味なのでそれも困りごとの一つでした。
こうして4アンプル22ml/hのところで
ようやく短時間に何度も張りが起きる現象がおさまりました。
よかったーーー。
ただ、また動悸が激しくなって。
私は普段の心拍数が50回/分(1分間に50回)くらいなのですが
この量にしてから95回/分まで上がってそこから一向に下がりません。
体への負担は大きいんだろうなーと感じて
ちょっと不安な気持ちになりました。。
切迫早産記録③につづく…