【山羊座満月】内なる神の玉座に近づこう | アカシックレコードの世界

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The Knowing Way Japan (旧Gary Bonnel Japan)認定インストラクター&プロフェッショナルアカシックリーダー中島志保のつれづれ日記です。音楽家としても活動中です♪

2024年07月21日19時17分、山羊座で満月になります。先月、06月22日も山羊座で満月になりましたので、二回連続して起こる山羊座の満月になります。このことだけでも今回の満月は特殊な感じがします。

 

ホロスコープ

 

満月とは太陽と月が180度の角度に位置することでこれを占星術用語で opposition(オポジション)といいます。オポジションとは「反対」を意味し、太陽が支配する意識面と月が支配する無意識面において葛藤や対立などの緊張感を生み出すものとなります。これをそのまま受け取るとネガティブな感じがしますが、決してそうではなく、この緊張感が、現在の状況、あるいは自分自身の思考や感情を見つめるきっかけとなり、『自分のマインドにはこういうフィルターがあるんだ』と内省するチャンスとなります。ですからこのような内面の葛藤や誰かとの対立などがあらわれたとき、娯楽のようなもので誤魔化したり、自分のことを肯定してくれる人に会ったりするよりも、自分の中に波風が立つ要因があるということを知り、抽象度の高いレベルで行動修正することができると、内なる神の玉座に近づくことになります。それは誰の目にも触れることのない、自分の内なる神の玉座です。

 

煌びやかな玉座(くらげさん)

 

さて、今回の山羊座満月は、見えないものや隠されたものといった潜在意識の領域にかかわる12ハウスで起こります。また、この満月のすぐそばに深層心理や集合的無意識を支配する冥王星があります。そして山羊座29度(おおかた30度)にある満月をサビアンシンボルで見ると A secret business conference(秘密のビジネス会議)というテーマが浮かび上がります。秘密のビジネス会議とは、大勢で決めるのではなく、ごく限られた少人数で行うものです。より本質的なものに取り組むためにはアイデアや氣を拡散させず、深くじっくりと取り組む環境がいいですね。やはりここでも無意識や本質にかかわるテーマが出てきています。

 

潜在意識に取り組むのは難しいと思われそうですが、火星の動きを見ると、7月15日に天王星とぴったり重なり、8月15日に木星とぴったり重なり、いろいろな星に力をつけていきながら進んでいることから、行動力の星である火星の勢いを受けて、自分自身の内面にあるこれまで長い時間をかけて積み重ねてきたものを真に完成させていくことにエネルギーが注がれそうです。山羊座のもつ着実性と慎重さを、自分の内面の取り組みに利用し、意識では思いもよらなかった方向に軌道修正することができる貴重な満月の夜になりそうです。

 

 

山羊座 水彩風(いまなん)