カタカムナウタヒ第22首「国生みによる神々」1 | アカシックレコードの世界

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The Knowing Way Japan (旧Gary Bonnel Japan)認定インストラクター&プロフェッショナルアカシックリーダー中島志保のつれづれ日記です。音楽家としても活動中です♪

アメオキミツゴ モコロシマ 

 

アマツアキツネ ツクシシマ 

 

オホトヤシマ

 

夫婦岩(simplease)

 

混沌とした世界のなかで、それまで渾然一体であったものが、やがて天と地の二つに分かれました。この天と地の開け始めのことを天地開闢(てんちかいびゃく)といいます。カタカムナウタヒ第1首から第12首までは、宇宙を創造した神から、別天津神(ことあまつかみ)という五柱の神々まで、次々と神が現れるようすが語られていますが、第13首では、別天津神(ことあまつかみ)の次に現れる十二柱・七代の神々について語られています。これらの神々は神世七代(かみのよななよ)ともよばれ、最初の二代は独神(ひとりがみ)という一柱で一代、その後は双神(たぐへるかみ)という二柱で一代と数えて七代とします。

 

第七代目は伊耶那岐神(イザナギノカミ)と伊耶那美神(イザナミノカミ)で、この二柱は男女の対偶神です。伊耶那岐神と伊耶那美神は、高天原の神々に命じられ、海に漂っていた油のような国土を固めるべく、天浮橋から天沼矛(アメノヌボコ)で海をかき回し、出来上がった淤能碁呂島(オノコロジマ)にて国土を形づくる多数の子を産みました。これを国産み(くにうみ)といいます。

 

1.淡道之穂之狭別島(アハヂノホノサワケノシマ)…淡路島

2.伊予之二名島(イヨノフタナノシマ)…四国

3.隠伎之三子島(オキノミツゴノシマ)…隠岐島

4.筑紫島(ツクシノシマ)…九州

5.伊伎島(イキオシマ)…壱岐島

6.対馬(ツシマ)…対馬

7.佐渡島(サドノシマ)…佐渡島

8.大倭豊秋津島(オホヤマトトヨアキツシマ)…本州

 

◎言霊(神名)国生み・神生みによる神々、他
 ・オキミツゴ:隠伎之三子島(おきのみつごのしま)
 ・アマツアキツネ:天御虚空豊秋津根別(あまつみそらとよあきづねわけ)

 ・ツクシシマ:筑紫島(つくしのしま)
 ・オホトヤシマ:大八島國(おおやしまのくに)

 

◎言霊
 ・モコロシマ(第22首・第24首)

  モコロがココロ(心)となり、モノ(物)になる。

 

これらの八つの島が生まれたところから、これらの島々を大八島国(オオヤシマクニ)といいます。これが日本の国土のはじまりです。また、「八」という数字は数霊で、完成や完全をあらわします。

 

 

国生み(えんそう)