クラブアップルのお花のレメディ | アカシックレコードの世界

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The Knowing Way Japan (旧Gary Bonnel Japan)認定インストラクター&プロフェッショナルアカシックリーダー中島志保のつれづれ日記です。音楽家としても活動中です♪

リンゴは、古くから神聖な木であると考えられてきました。リンゴにまつわる伝承は至るところで見られます、多く、古代から神聖な木であると考えれていました。リンゴは、ゲルマン語では apful、ケルト語では abal、ウェールズ語では aval と呼ばれていて、純愛と実りの象徴から「楽園」という意味にも発展しています。クラブアップル(山リンゴ)の木は、オーク、シラカバ、ハンノキ、ウィロー、ホリー、ハシバミとともにドルイドの聖なる7つの木にも数えられています。

 

クラブアップル

 

 

クラブアップルが秘めている魂は、秩序・純潔・完全性です。

 

 

●クラブアップルの性質がマイナスに現れたとき

エドワード・バッチは、品種改良されてないリンゴの原種の花で、内的あるいは外的に穢れてしまい不純になったように感じている人のためのフラワーレメディ(お花の治療薬)を作りました。

 

たとえば自分が口に出す言葉が常に丁寧で間違ってないことを気にしたり、自分の身だしなみについて過剰なまでに気にしたり、コピーをするときに少しも歪みがあってはいけないと慎重になり過ぎたり、インフルエンザやウイルスなどの感染症を過度に恐れたり、普通の人であればそれほど気にしないようなことに、細心の注意を払おうとして、かなりのエネルギーを費やします。このように細かいことに過度にこだわり、木を見て森が見えない状態は、クラブアップルのエネルギーがマイナスにあらわれているときだと考えられます。

 

神経質になり過ぎると、自分の意識が内側に向きがちになります。そのため、知らず知らずのうちにストレスがたまり、それを改善するために、頻繁に手を洗ったり、一日に何度もシャワーを浴びたりして、物理的に汚れを取り払おうとすることもあります。これは、純粋さや潔癖さという高すぎる理想に引っ張られて、自分自身をマイナスに見ていることが基本的な原因です。

 

 

●クラブアップルの性質を持つ人

自分の心といった内面性、あるいは自分の体といった外面性が、完璧でなければならないと思っています。また、自分が理想とする純粋性や秩序があり、少しでもその理想の水準に達しないと、不快な感じを覚えたり、悲しくなったり、時には絶望的な気分に陥ったりすることもあります。いずれにしてもこれらはすべて自己嫌悪であることに間違いありません。

 

 

●クラブアップルで得られる目覚めた状態

クラブアップルのお花は、金星が黄道上に8年周期で描く五芒星の影響、つまり理性的かつ純潔と秩序の原理と同期しています。そこで、このお花のレメディは、私たちヒトの肉体がこの麗しい金星の周波数の影響を受けてもそれが過度に神経質になり過ぎないような関係性を築かせてくれます。また、クラブアップルは、他のフラワーレメディがおもに精神のみに直接働きかけるのとは違って、精神と肉体の両方に働きかけるものです。ですから、服用するだけではなく、お風呂に入れたり、クラブアップルが入っている軟膏を塗ったりすることで、神経質になっている精神状態は緩和し、意識だけではなく身体も合わせて清められ、寛大な気持ちで自分自身や自分の外に広がる世界を大きく捉え、楽園にいるような楽しい気分に変えてくれることでしょう。

 

 

リンゴの花(ハオン)

 

 

〈参考文献〉

メヒトヒルト・シェファー著「バッチの花療法」フレグランスジャーナル社

メヒトヒルト・シェファー著「魂の植物」フレグランスジャーナル社

 

 

 

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