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3日火曜日10時56分（日本時間）に乙女座で新月を迎えます。
今後一か月間の新しいサイクルの始まりです。
ということで、日本とアメリカそれぞれの新月図についてざっと触れたいと思います。
まずは日本の新月図から
ポイントは：
〇アセンダントが蠍座
→その支配星はちょうど新月前日の2日に山羊座に戻ったばかりの冥王星で3ハウス
→もう1つの支配星火星は、8ハウスという、蠍座と縁の深いハウスに
〇冥王星は、海王星とピッタリな60度で、MC獅子座29度を頂点にピッタリなヨッドを形成。また、この冥王星は、MCと火星を底辺としたヨッドの頂点
〇乙女座の新月は10ハウス。10ハウスの入り口は獅子座で、乙女座はすっぽりと隠れているインターセプト
〇その向かいで同じくインターセプトしている魚座に土星がオポジション
〇土星はアセンダントにゆるくトライン
〇天王星がアセンダントに対してオーブ広めでオポジション状態。乙女座支配星の水星は9ハウスにあり、天王星、アセンダントに対してTスクエア
これらから読み取れること：
「裏を暴く、真実を見抜く」というような雰囲気が全体的に感じられます。
ここ数年にわたり、ヒエラルキー的な古い社会構造による問題が表面化してきていましたが、それがまた今後一か月の間に注目される流れとなる印象。
古い社会構造の矛盾や問題点について、人々の中で、変えていく必要があるという意識の変化がここ数年で高まってきていましたが、いよいよ、もういい加減に卒業しようという雰囲気になっていきそうです。
今回の乙女座新月のテーマと合わせますと、「日常レベルでの、例えば職場、雇用、または健康関連に関することでささいな矛盾や違和感を認識していく」というように読み取れます。
この新月は、とても目立つ場所である10ハウスに来ていますが、前後の星座の間にすっぽり隠れている状態です。
これらのことが取り組むべきこととして意識されそうですが、なかなかすぐには分かりにくかったりすることなのかもしれません。
また、法律で定められていることや、深く根付いた文化や習慣によって時間がかかるものなのかもしれません。
こういうったことにも、変容していくために気づいていく必要が感じられそうです。
また、注意が必要なのは、そういったことを意識するあまりに、ずれた方向性で主張したり、過剰に反応してしまう可能性もあるということです。
そして、やはり防災への関心も引き続き高まりそうなムードですが、用心して備えるという意識を持つことが良い意味で働きそうです。
アメリカの新月図について
ポイントは：
〇アセンダントは日本とは真逆で牡牛座
→支配星の金星は、居心地の良い天秤座にあり6ハウスですが、ドラゴンテイルと重なった状態で、天秤座はインターセプトして隠れている
〇10ハウスにある山羊座に戻ったばかりの冥王星
〇海王星を頂点とした調和的な小三角形が形成されていますが、その一端の天王星は１ハウス
〇乙女座新月は5ハウス、向かいの11ハウスに魚座の土星とオポジション。新月はアセンダントに対しては調和的なトラインを形成
〇乙女座の支配星の水星は獅子座で同じく5ハウス。1ハウスの天王星とは90度。MCとは150度
〇2ハウスにある双子座の木星は11ハウスからの魚座土星と90度、2ハウス終わりの双子座火星は12ハウスの海王星と90度
これらから読み取れること：
「物質的なことやお金、収入、雇用」といった面が目立ちそうです。
社交性や好感度というものが解決すべき問題に影響していて、大げさな表現や華やかさが目立っている雰囲気が読み取れます。本来取り組むべき問題が分かりにくい状態。
新月のテーマは「娯楽や楽しみ」などを表す場所にありますが、見過ごしているものを見つけるということが、政治や社会的な制限などの影響から、なかなか難しい状態というふうにも読み取れます。
また、日本の図と同じく、古い構造の社会が本格的に変容していく手前の段階で、あらゆることが表面化してくる流れが全体的に目立ちそうです。
それはアメリカ国内からというよりも、海外との関係などの影響からという流れのようにも読み取れます。
ただ、こういった変容への動きは、この新月図では、国民にとっては良い意味での目覚めとなるような配置です。
経済や金融に関する情報が定まらない感じで、誤った情報などには注意という感じでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました
Shiho
占星術とタロット／オラクルセッションを再開しました
今週の天体予報とカード3択をアップしています☺
よろしかったらどうぞ♪