嫌な予感的中

2021年10月、病院で測った血圧の上が80台だったことから、医師にビソプロロールフマルを1錠ではなく1/2錠の服用に変更するよう言われた。ビソプロロールフマルは血圧を下げる効果があるらしく、医師はもともと血圧が低い私に薬が作用していると考えているらしかった。この病気を発症した際、1/2錠を飲んでも発作が起きるので1錠にしたという経緯がある。1錠にしてからは、発作はおおむねおさまっていた。

 

薬の服用が半分になって、嫌な予感は的中した。ほどなくして、また発作が起きるようになった。私は1度発作が本格的に始まると、止まるまで長い時間を要する。頓服薬として処方されているベラパミルを1錠飲んだところで気休めにしかならなかった。

 

 そしてとうとう

年が明けた2022年1月12日(水)、早朝、汗と胸の違和感、苦しさで目が覚めた。発作が起きていた。血圧を測ると、上は88。低いので、ベラパミルは飲まず、ビソプロロールフマルだけを飲んだ。でも、わかっている。そんなことで止まるはずはないのだ。しばらく寝ていたが、脈は速く、4時間以上経過しても、発作は治まる気配はない。私は病院へ電話をして、午後受診することにした。

 

この日はもちろん、あらかじめ予約していた日ではないし、いつもの担当医の外来日でもなかった。到着してすぐ呼ばれる確証はなく、少し待つことになるかもしれないが、午後の診察時間前に病院で受付をすませてほしいと言われた。そうすれば、受診がスムーズなのだろう。私は言われた通り、少し早く病院へ行き受付を済ませた。

 

 病院で

受付をすませ待合室に早々と待機していた。もう7時間ほど心臓はドクドクとスピードのある波を打っている。さすがに疲労感が強かった。横になりたい衝動にかられる。椅子に座っているのはつらかった。しかも心電図をとったのは、午後の診察が始まって1時間以上経ってからだ。心電図をとってから、また1時間以上待ったところで、循環器内科の受付に聞いてみた。自分の今日のいきさつを説明し、もしかしたら、すべての診察が終わってから、私の番なのかと。受付はそんなことはあり得ないと言った。そりゃそうだ。最初からそうならば、私は診察が始まる前に早めに受付をする必要もない。

 

ところが、それからさらに1時間以上が経過した。そして、発作が突然止まった。

発作が止まった以上、私は、何を待つというのだ。点滴で止めてもらう必要もない。しかも、もう発作が起きてから、10時間近く経っているのだ。疲労感が半端じゃない。私は循環器内科の受付に行き、発作が止まったので帰ろうと思うと話した。そして、今後のこともあるので教えてほしい言った。急な発作で受診した場合でも、一番最後に回されるのかと。もし、そうなら、早く病院へ来て、受付しても意味がない。家で寝ていたほうが体が楽だと。でてきた看護師は、そうですよね~という顔をして、医師に確認に行った。そして、診察するので待っているよう言われた。私はしかたなく待った。

 

しばらくして、診察室に呼ばれ、中へ入った。30代半ばくらいの女性医師がいた。

この医師が前代未聞の医師だった。この時点で私は49才。半世紀近く生きてきて、かなりの人数の医師に出会い、お世話になってきた。素晴らしいと記憶に残っている医師はいても、あまりにひどいと記憶に残っている医師はいない。彼女がそうなるとは。

 

この後、私はこの上ない不愉快な時間を強要されるのだった。

 

次回へ続く。

最悪な女医が私に新たな決断をさせた【発作性上室性頻拍⑥】

 

 

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