6月の初めの方に、東京までバレエの公演を観に行ってきました
バレエ団は、トロカデロ・デモンテカルロバレエ団という、男性のみで構成されたバレエ団です。
ニューヨークが拠点で、今年50周年になるそうで
小さいころ、おそらく生で一度見たことあると思うのですが、この当たり記憶があいまいです
コメディバレエ、ということで、中にはあまり好きでない方もいらっしゃるとは思いますが、私は大好きです
コメディと言っても、品のないものではないことと、その中にもきちんとしたテクニックがあると私は思っています。
声を出して笑うバレエなんて、このバレエ団くらいではないでしょうか
私が観に行った公演は、バレリーナ芸人の松浦景子さんもゲスト出演するという豪華なものでした
色々なプログラムがある中で、団員の方と松浦さんが踊ったタランテラがもう、素晴らしいテクニックのオンパレードでした
男性の方がグランフェッテ32回転(黒鳥やキトリ、海賊のパドドゥのコーダで行われるもの)をされたのですが、まぁ軸のぶれないことダブルも余裕で入っていて、男性という力強さだけではなく、軸の安定感が素晴らしい方でした
私の個人的な考えでは、男性の方が性別的に女性より体が硬い分、一度立ってしまえばバランスはとりやすいのではと思うのですが、それでも皆さんの回転数やバランスの安定感は、たくさんの練習がベースにあるのだろうなぁと感じずにはおれませんでした
他にも、白鳥の2幕の湖のシーンをコミカルな演出で踊ったり、ピアノの音に合わせたり、コンテンポラリーを踊ったり、最後まで楽しく見せていただきました
瀕死の白鳥は、このバレエ団の物は有名なのではないでしょうかコミカルな動きもまぜつつ、白鳥の手の動きが滑らかで、とても美しかったです
最後は、パキータだったのですが、タランテラを踊られたダンサーさんばかりを目で追ってしまっていましたあるあるだと思うのですが、全体を見つつ、お気に入りのダンサーを探してしまい、目が忙しいことにもちろん、みなさんとても素敵でした映像があれば何度も見返すのに、と思わずにはいられません。
楽しい余韻に浸りながら、翌週からのレッスンを始めることができました
今月はもうひとつ、バレエ団の公演を観に行く予定なので、また感想のせますね
生で触れるバレエ、とてもいいですね